そういえば、禁煙に成功している。
人生、暇になるとストレスが溜まるタイプの私は最近まで暇で、そのストレスを煙草で紛らわせていた。
しかし、最近、忙しい私は禁煙に成功している。
基本、生まれて来た頃から、発達障害らしき母親の精神的サポートをさせられて来た私は、それが無ければ、とても暇なのだ。
常に精神を張り詰めていないと母親から注意や躾という名のクレームが入る。身体に障害がある方と違い、精神に障害がある人間は他人の心の中のありようにまで介入してくる傾向がある。考えを全て開示するよう求められ、それが少しでも母親の理想、理屈、イデアと違うと厳しく否定してくる。言葉だけでなく、容姿、仕草の一挙手一動を管理したがる。生身の人間にフィギアのフリをさせて365日鑑賞すると例えればわかりやすいだろう。
このため、開示用の私と非開示用の私の常に二つの状態を用意することが求められていたのだ。
母親がおかしいのでは?というのは小学生の頃から気づいており、常にいつか母親から逃げる事ばかり考えていた。その後、あるきっかけを掴み、それに半ば成功し、半ば失敗した。
未だ、完全に成功したとは言いがたい。むしろ、失敗すれすれ。
大分、話が逸れたけど、仕事というのは、この私の精神状態を解放してくれるし、お金は貰えるし、社会で会う元気な人々は精神疾患や発達障害ではないだけ、大分ましである上に、そういう人の区別は何故か一瞬でできる。
普通に考えれば、仕事なんて面倒なことはしたくない。なので、仕事熱心な風には振る舞ってはいない。