とりあえず近況でもまとめようかと思った。
夫としばらく海外に行っていた。
何故か毎日、夜の営みをしていた。
毎日する方がいいなと思った。
ただ、一回、そちら側に気持ちが行くと、なかなか満足できないので、困る。
仕方がないので、エロ漫画ばかり読んでいたが、これも一通り読んでしまい飽きてしまった。
帰国してからも毎日しているが、毎日しているせいか段々、夫のあそこの持続力が失速して来て、本当につまらない。
そもそも、夫と結婚する前は3つ同時に掛け持ちするくらいに、退屈していたので、多分、あんまり、そういう事で満足はできないのだろう。
やっぱり、私はこの面についてはクズなんだろうか？
ただ、17歳の時にしばらく身体の関係があった男の事は未だに覚えている。30代半ばだったけれど、全く覇気のようなものを感じない人だった。ただ、肉体的には若い部類に入るし、経験的にも成熟していたので、とても良い思いをさせて貰った。私が性的にどのような体験をして来たかいちいち言わずとも分かってくれて、私が私という実態を無くさないまま、快楽を自分のものにする術を教えてくれた。そして、関係が深まって来て、彼が私を信頼してくれるようになると、時々、行為の際に、彼が抱いている彼の恐怖や憤りが私に入ってくるのが、心地良かった。
きっと、この時の経験が無ければ、解離でも起こさないとやってられないような行為を強要してくるその後の多くの男の行為に耐えられなかっただろう。
そういう意味では私はまだ、死んでしまったに違いない彼と付き合っているのだろう。
あの時と同じような喪失感情を抱きたくないから、つい、死ぬと口にする人を阻止しまっただけなのに…