がん患者の治療後の社会復帰を促進するとともに、その生活の質を改善するアピアランスケアを重視する立場から、医療用ウィッグ(及びその着用のためのネット)や乳房補整(補正)具(場合によっては人口乳房・エピテーゼ)の購入費用を助成する自治体が急速に拡大しています。2025年9月3日現在、1,336の市町村(特別区を含む)が助成を行っており、これは全国1,718の市町村の約78%にあたります。
以下では、日本全国の4つの区域に分けて、各都道府県において助成制度を実施する市町村のサイト又は県又は県の関係団体のサイトにリンクをしたリンク集を作りました。助成内容や手続は自治体によって異なるので、詳しいことはリンク先(できるだけフォローしていますが、リンク切れになっている場合もあるので。ご容赦ください)をご参照ください。なお、太字の自治体は、医療用ウィッグに加えて乳がん手術後の乳房補正具(補整具)の費用も助成する自治体を示しています。かつては、ウィッグの購入費のみの助成が多数を占めていたのですが、現在は、多くの自治体が両方の購入費を助成しています。
北海道(14市町)
青森県(13市町)
岩手県(全33市町村)
宮城県(全35市町村)
秋田県(全25市町村)
山形県(全35市町村)
福島県(県で助成(59市町村))
茨城県(県で助成(44市町村)+9市町)
栃木県(全25市町)
群馬県(29市町村)
埼玉県(46市町)
千葉県(32市町)
東京都(41区市町村)