骨髄バンクが骨髄バンクへの登録を簡易なスワブ検体によるHLA型の検査をした上でオンラインで行うという画期的な方針が公表されていましたが、既に2024年2月4日から、スワブ検体によるオンラインでの登録のトライアルが一部実施されたことが骨髄バンクのサイトで公表されています(MONTHLY JMDP 2024年2月15日)。このような素早い動きにも驚いたのですが、この新しいスワブ法のトライアルの状況を含めて、最近の造血幹細胞移植をめぐる状況や課題について、2月29日(木)13時に開催される造血幹細胞移植委員会で行われる審議が、you tubeによって公開されることが厚生労働省のサイトで示されています。このような厚生労働省による積極的な情報公開の動きは、患者の方やその家族の方にとって大いに歓迎すべきであり、今後ともこのような動きが続くことを強く望みます。

 

 以下に、上記の会議の模様を視聴できるyou tubeへのリンクが出ている厚生労働省の厚生科学審議会のサイトにリンクをします。

 

 

 

 

 

追記-通信状況が悪かったのか、途中で何度も中断を余儀なくされましたが、web会議が実施されました。筆者は事情があったため、一部分しか視聴することができなかったのですが、多くの著名な先生方がzoomの画面に出て真剣に質問や議論をされており、パワポの資料による説明もきわめてわかりやすく、見ていて大変に勉強になるとともに、政府による若年者の骨髄バンクへの登録拡大に向けた強い意志と様々な努力が感じられたため、大いに勇気づけられる会議でした。今後とも、情報公開の観点から、特別の事情がない限り、造血幹細胞移植委員会の模様がyou tubeによって公開されることを希望します。なお、会議の資料は、以下のサイトにおいてダウンロードすることができます。