「ポール・ロジャース」。ロック界屈指のヴォーカリスト。
ディープ・ヴォイスでソウルフルな歌声だと、ポール・ロジャース系と形容されるほどだ。
カレの歌が聴けるアルバムに凡作はあっても駄作は1枚もない。(珍しい)
逆を返せば、どれもそうは変わらないってことになるかもしれない。
だから、ヒトによってはFREEだったり、バドカンだったり、ファームだったり(おらんか!)、思い入れや好みによって異なるだけのように思う。
オレは「ポール・ロジャース」の声、そしてカレの作る曲が好きなんで、それこそどの時期もそれぞれ好きなんだが・・。
その理由は、単純に思い入れや好みだけでやんす。あとこのアルバムが他に比べ地味な存在やから・・かな。(まじめにやれ!)
実際、いつもと変わらずヴォーカルを主体としたアルバム。いつもと違うのはソロなんで曲作りから演奏、プロデュースまで殆ど一人でやってるとこかな。
どの曲も好きなんだが、後でファームでもリメイクする③、そしてなんといっても⑧だ。切ない曲調に男らしい「ポール・ロジャース」の声が追い討ちをかける。
おいっ!泣いてまうではないか!そうそうこの曲があるから、このアルバムが好きなんやなオレ。(今確信したぜ!)
あと、昔聞いた話をちょっと・・。
FREE時代、コンサートかTV番組か忘れたが、ストーンズと共演し、ミック・ジャガーの歌を聴いたときの話し。
ポール・ロジャース「おまえ歌下手やなぁ~」
ミック・ジャガー「あっ、そう。でもこれがストーンズだ!」
って言ったとか言わなかったとか・・。確かジュリーが言ってた有名な話し。
ロック界屈指のヴォーカリストとは言え、単刀直入過ぎだよね。でもオレはミックのかえしに惚れ惚れしたんだが・・。
最後に「ポール・ロジャース」の元奥さんはマチさんといってなんと日本人。そしてマチさんの姉が確かTVプロデューサーだった?と記憶している。
当時お姉さんは刑事ドラマ「夜明けの刑事」を担当していて、その挿入歌をただで歌ってあげたとか・・。「よ~あ~け~の、けいじぃ~」って・・。(ドラマも最高!)
あれまた聴きたくなってきたぜ。あれってレコード化されてんのかな?今度店主さんに聞いてみよっ!