KPE製・マジカルハロウィン5をアミューズメント仕様に改造。
まず、GNDを探します。まだ、電源は入れないで、精算スイッチを探してください。そして、目視で配線を追います。デジタル回路でスイッチの2つの端子の一方がGNDです。

①テスターを用意してください。
②テスターを抵抗値が測定できる Ω にあわせます。 
③赤と黒の電極を接触させると針が抵抗値0を指します。 
④この時ゼロアジャスターのつまみで実際に針が0を指すように調節します。 
➄テスタの黒の電極を2つある精算スイッチの一方に固定(➄ー1)して、赤の電極でメダルセレクターの13Pを一ケ所ずつ抵抗値を測定します。針が動いても0を示さなければ抵抗値ゼロ、つまり導通ではありませんよ。
抵抗値ゼロ、つまり、メダルセレクターの13Pと導通しているところがなければ。一方に固定(➄ー1)の反対側がGNDということになります。念のために、もう一度赤の電極でメダルセレクターの13Pを一ケ所ずつ抵抗値を測定してみましょう。今度は抵抗値ゼロ、つまり、導通しているところが3箇所ありましたね。

テスターの電極が太すぎて、CN2,CN6の各配線ピンに電極を接触・固定できない。でも、あきらめないでください。ワニ口クリップコードの片方に裁縫用のマチ針を半田付けしておいて、もう片方をテスターの電極にくわえて・・・。どうでしょう?電極は細くなって測定しやすくなります。
 
ワニ口クリップコード
 
裁縫用マチ針(100円ショップで入手)
 
 
アミューズ仕様基板は電源を持ちません。パチスロの電源から24VとGNDを横取りします。アミューズ基板上には三端子レギュレーターという電圧を下げるトランジスターが装着されていて7812というトランジスターで24Vを12Vにしてそれを7805というトランジスターで5Vに落としてマイコンの電源に使用します。
サンマック社のSUEシリーズはDC12Vをパチスロから横取りします。
ユニバーサル系のパチスロは主電源がDC12Vなので、各社製アミューズ基板でDC24V専用に設計されている場合は工夫が必要です。
メダルセンサーは4個搭載されています。
オシロスコープでメダルセンサーとブロッカーコイルの信号の動きを調べます。
 

 

 
 
トランジスタは強い電流を弱い電流で制御する素子
 
PICマイコンのシンク・ソース電流の最大値はデータ・シート上で各 I/Oピンに付き25mAと記載されています。LEDを点灯させるには十分ですが、コイル・モーターなどの制御には電流不足です。トランジスタを使って増幅するのが一般的です。
トランジスタにはNPN・PNPと2つのタイプがあります。
電流はトランジスタ記号の矢印の方向に流れる
小さなベース電流を大きなコレクタ電流に変えるのがトランジタの増幅作用です。
 
 
ベース電流が流れているときはベース・エミッター間電圧 (VBE)は0.6~0.7V
PICマイコン回路ではベース電圧は5Vですが、音声アンプ回路などでベース電圧が低い(0.6mA以下)場合はバイアス電圧をかける等の工夫が必要です
バイアス抵抗値は計算で求めることができます。
上図の閉回路でキルヒホッフの第2法則から
    VRB-VBE=5V
      VBEは0.6Vなので
    VRB-0.6V=5V
       VRB=5V-0.6V=4.4V
スピーカーを8Ωとするオームの法則 I=E/Rから
    5/8=0.625A=625mA
バイアス電流IRBは0から625mAの範囲で推移する中点の312.5mA
当該トランジスタのデーターシートから電流増幅率hfeを確定し、バイアス電流IRB=325.5mA/hfe となる
オームの法則 R=E/I からバイアス抵抗値が求められる。
 
 
キルヒホッフの法則
1)回路の交点に流れ込む電流の和は流れ出る電流の和に等しい
2)閉回路中の起電力の和は電圧降下の和に等しい
①電流の向きを決める
②交点に注目
 
キルヒホッフの法則から
 
交点に流れ込む電流=流れ出る電流
 
これがキルヒホッフの第1法則
回路中の
③経路を決める
 
キルヒホッフの法則から
起電力=電圧降下
オームの法則は E=I R だから
これがキルヒホッフの第2法則
 
 
SUPER BINGO by BELCO
Japanese famous slot maker, BELCO Co.Ltd has a machine named SUPER BINGO. We remodeled it as the amusement specification. Furthermore, it optioned as the autoplay system. When players try to push long to the max bet switch machine will be the autoplay mode. When players push the max bet switch similar to the timing which the reels will stop machine will return to the normal mode whenever they want to.
 
 
リレーの極性
 
リレーを裏返してみます

    図1
端子が5つあります
      図2
リレーはコイルとスイッチの組み合わせで、通常の(何もない)状態でCOMとNCがつながっています。
COMはCOMMONで共通、NCはNOMAL CLOSEで通常(NOMAL)で閉じて(CLOSE)います。NOはNOMAL OPENで通常(NOMAL)で開いて(OPEN)います。
図2ではリレーに極性はまだありません。リレーのコイルにダイオードをつなぎます(図3)。ダイードには極性があってカソード側(ハチマキ印側)にリレーの定格電圧をつなぎます。
          図3
ここで初めてリレーに極性という概念が生まれます。そしてダイオードのアノード側(ハチマキ印のない側)に信号を送り、カソード側がプラス、アノード側がマイナスとなります。図4はマイコンでモーターを回転させたり停止させたりする回路例です。
 
       図4
マイコンのH信号がリレーに入っているときはリレーコイルはプラスマイナスの電位差がなく、COMはNCにつながり、COMのモーター駆動電圧は行き止まり、モーターは停止。
マイコンのL信号がリレーに入るとリレーコイルに電位差が生じてカチャっとコイルが働きます。その瞬間COMはNOとつながり、モーターに駆動電圧が供給されて、モーターが回転します。マイコンからH信号が送られるとリレーのコイルはきかなくなるのでCOM-NO間のつながりはなくなり、モーターは駆動電圧が遮断されて止まります。
リレーコイルなどの誘導負荷の回路を遮断する際、数百から数千Vの値で、電源電圧とは逆の方向に高い電圧が発生する現象が起きます。この電圧のことを「逆起電圧」といいます。高い電圧によって大電流が流れることが、誘導負荷を制御する接点や回路に大きなダメージを与え、その寿命を著しく短くしてしまう恐れがあるのです。この逆起電圧から接点や回路を保護するために、保護回路(クランプ回路)が必要です。リレーコイルには保護用のクランプダイオードをつないで、このダイオードの極性でリレーの極性が決定されます。
 
アミューズ仕様パチスロで設定点に達すると景品を払い出すとき、カプセルベンダーなどはこの方法で対応できますが、メダルを払い出そうとするとメダルホッパーは高速回転でモーターはすぐに停止できずに1枚出ればいいところを2枚目、3枚目が出てしまいます。アミューズ仕様基板にモーター制御ICが組み込まれていればいいのですが、当初、アミューズ仕様でメダル払出は想定されなくて、カプセル景品対応のアミューズ基板では2回路のリレーを上手に使って1枚払い出してピュと止まる工夫をします。
             図5
            図6
図6の左側はコイルが作動していません。スイッチの接点は離れて」います。
コイルが作動すると電磁石となったコイルが鉄片を引き寄せて、テコとなってスイッチの接点を押してONになります。
マイコンでリレーを制御する場合、出力端子からの最大電流は25mAです。リレーを作動させるには十分ではありません。トランジスターで図7のように増幅する必要があります。
                図7
 
そもそもトランジスターは
 
 
 
 
アクエリオンALL STARSをアミューズメント仕様に改造します
まず、GNDをさがします。
扉を開けて、まだ、電源は入れないで、精算ボタンの配線を追いかけましょう。
 
 
 
 
黒い2Pのコネクタにつながっていました。
 
黒いコンクターの2Pに黒と白の配線が入っています
このどちらかがGNDです。
今、白をGNDと仮定します(※仮定ー1)
メダルセレクターの11PにセンサーのGNDがあるはずですから、テスターで導通を確認します
11Pを一本ずつ導通を確認しましょう。
残念ながら導通箇所がありません。
これは(※仮定ー1)が間違いだったことを教えています。
つまり、黒いコネクター2Pの黒がGNDです。
11Pと3箇所導通していました。
 
電源
アミューズ仕様基板は電源を持ちません。パチスロ本体からDC24Vを横取りします。ほとんどのアミューズ仕様基板には3端子レギュレーターという3本足のトランジスタが装着されています。パチスロから横取りしたDC24VをDC12Vに降圧します。それをDC5Vに変えてマイコンを動かします。基板上に7812という品番の三端子レギュレーターがあるでしょう。これは入力されたDC24VをDC12Vに変えています。その近くに7805という品番のトランジシターがありませんか?これにDC12Vを入れて降圧したDC5Vをマイコンにつないでいます。
 
 
 
そこで、アクエリオンALL STARSの24VとGNDをさがします。
テスターを使ってメダルセレクター11Pの⑩ブロッカーコイル(+)と導通しているところがDC24Vです。GNDも同じように調べます
 
 
メダル投入信号
アナログテスターをDCV(直流電圧)に合わせて、黒の電極をGNDに固定します。
パチスロの電源をONにしてメダルを投入しながら、赤の電極で11Pの電圧の変化を見ます。
メダルがセンサーを通過すると思われるタイミングで11Pの②➄⑧でテスターの針がピクッと反応することがわかります。5Vを指していた針が一瞬0V方向に下がるので、アクテイブローです。ミリ秒単位の動きなので、数値として表すデジタルテスターではこの変化は読めません。是非、アナログテスターをご入手されて下さい。
テスターでわかることは、ここまでです。
アクエリオンALLSTARSはメダルセンサーが3個装着されていて、実際のメダル投入では、センサー1通過後Xミリ秒にセンサー2通過、Yミリ秒後にセンサー3通過、という詳細情報が主基板に送れれて、ゴト師の悪事に対応しています。アミューズ基板はゴト師と同じ仕業と理解されないように↑このXミリ秒、Yミリ秒、Zミリ秒の値を正確に把握し、プログラムを組んでメダル投入疑似信号をMAXBETが押されるたびに出力するようにしなければなりません。
そこで、オシロスコープの出番です。
 
2チャンネルのオシロスコープch1を11P②に、ch2を11P➄にセットしてメダル投入時の波形を見ます。
次にch1を11P②に、ch2を11P⑧にセットしてメダル投入時の波形を見ます。
 
こんどは、ch1を11P➄に、ch2を11P⑧にセットしてメダル投入時の波形を見ます。
 
これらのことから、アクエリオンALLSTARSの3つのメダルセンサーから出力されるメダル投入信号を時系列で表すタイムチャートができます。
既存のアミューズ仕様基板で↑このチャート通りの疑似信号が出力できない場合はプログラムを組んで、マイコンに書き込んで、MAXBETが押されるたびに↑の疑似信号を出力する回路を作って対応します。
 
メダル払出信号
貯留クレジット残が有る状態でテスターの赤と黒の電極をCN6(8P)のモーターの配線に接触させます。今は、どちらがプラスで、どちらがマイナスか不明なのでモーターの緑に赤、橙に黒をあてて、精算スイッチを押すとモーターが回って、メダルが出てきます。このとき、テスターの針がマイナスに振れました。これは、テスターの電極のあて方が違っていたことになります。モーターの橙に赤、緑に黒をあてて同じことをやってみるとテスターは24Vを指しました。これで、橙がモーターのプラス、緑がマイナスと判明しました。次にテスター(アナログ)をDCVが測定できる設定にして、黒の電極をGNDに固定し、モーターを回しながら各端子の電圧の変化を調べます。CN6(8P)の白と青がメダル払出にあわせて針が動きます。赤は5Vのまま動かないので、センサーの電圧、黒はGNDであるとわかりますね。
モーターが回ってからどのようなタイミングでメダルが払い出されるか?これもオシロスコープで見てみましょう
 
↑上記タイムチャートは
①2枚小役が当たって、
②モーターが回って
③1枚、2枚と払い出されて
④モーターが止まって
➄払出が終了 の状態を表しています
モーター駆動はDC24Vです。これを直接マイコンに入れるとマイコンが壊れるのでアミューズ基板上のフォトカプラーがこれを受けます。
メダルホッパーはアミューズ仕様改造でパチスロから切り離されます。小役当選でDC24Vはフォトカプラー(アノード・カソード)につながり、内蔵されたLEDは発光します。すると、受光側のエミッターとコレクターは導通する仕組みですからエミッターをプルアップしておけばアクティブローの駆動信号に変換されてマイコンに入力されます。駆動開始で疑似信号を出力し、払出疑似信号出力のプログラムにしておけば、正常払出後DC24V出力がなくなり、メダルが出なくてもパチスロは何事もなかったようにふるまいます。切り離されたホッパーはプログラムに形を変えて、マイコンの中で生きていくのです。目には見えないプログラムがメダルホッパーの代わりをするので、ダミーホッパーと呼ばれています。
 
 
 
 
MAXBET
MAXBETの配線を目視で追いかけます。
テスターの黒の電極をGNDに固定し、赤の電極で4つある配線の、MAXBET
操作時の電圧の変化を見ます
 
CN3 4Pの②の黒がMAXBETでした。
テスターの針が5Vから0Vに変化⇒アクティブローです。
 
精算スイッチ
精算スイッチは配線を切断するか、コネクターを抜いておきましょう。
プレイヤーがゲーム中に押してしまうと貯留されていた50クレジットが消えて、小役が当選しても、50点満クレジットになるまで、小役払出が加算されなくなります。
アミューズ仕様基板によっては、メダル・景品切れのリセットに使用している場合は切断したスイッチ側をアミューズ基板につなぎます
 
以上でアクエリンALL STARSの正体がわかったので、アミューズ仕様基板を配線します。配線は一ケ所づつ半田付けして熱収縮チューブなどで絶縁して下さい。
 
 
 
 
8ステージ スタティック シフトレジスタ CMOS 並列入力/直列出力
 
TC4021BP/TC4021BF 8-Stage Static Shift Register
(Asynchronous Parallel Input or Synchronous Serial Input/Serial Output)
TC4021BP/BF は、8-STAGE のPARALLEL IN SERIAL OUT
SHIFT REGISTER で、SERIAL IN/SERIAL OUT 動作も可能です。
PARALLEL 動作の場合、PARALLEL IN のDATA は、CLOCK
とは非同期に各F/F に入力され出力に得られます。
SERIAL 動作の場合は、CLOCK の立ち上がりで各F/F が
TRIGGER されます。
PARALLEL 動作とSERIAL 動作の切り替えはP/ S CONTROL
入力により行います。P/ S CONTROL 入力が “H” の場合は、
PARALLEL 動作、“L” の場合はSERIAL 動作となります。
 
 
 
CMOSクワッド、AND/ORセレクトゲート
高耐圧タイプ(定格20V)
CD4019B は、4 つの AND/OR 選択ゲート構成で構成されます。各構成は、単一の 2 入力 OR ゲートを駆動する 2 つの 2 入力 AND ゲートで構成されます。選択は、制御ビット Ka および Kb によって実行されます。 チャンネル A またはチャンネル B の情報の選択に加えて、コントロール ビットを同時に適用して論理 A+B 機能を実行できます。
 
CD4019BE タイプは、16 リード気密デュアルインラインセラミックパッケージ (suffix F3A) および 16 リード薄型シュリンクスモールアウトラインパッケージ ( suffix PW および PWR) で供給されます。
 
 
回路例
 
 
We don’t want to know how many days we can live. But when we are declared by a doctor that we never be able to long we must want to know it. Let me show you the way to upload it to web site.

source of the program


This is the example source for those who will die on the 22nd of October in 2023.
Please change the new Date(2034, 10-1, 22) in the fourth line from the top of the source of the program to your last day.
 
 
一般的にパチスロで小役当選時にどのような事象が発生してるか?というと
①主基板からメダルホッパーを回す信号が出力される
②メダルホッパーにDC24Vが入力される
③ホッパーが回転する
④メダルが払い出されて、メダル払出センサーが出力される
➄ー1主基板は④の信号を正常な払出信号かどうかを判断する
 ー2正常な払出信号でない場合は異常払出エラー信号を発する
 ー3一定時間内に払出がなされない場合はメダル不足エラー信号を発する
⑥➄ー2、➄ー3の異常、不足が解消されことを確認しリセット信号入力を待つ
⑦リセット信号入力でエラーを解除する
⑧払出疑似信号を小役当選枚数分認識してホッパー回転を停止する
が行われています。
当該(カプセル入り景品払出)課題を実現させるために次の改造を施す
⑨主基板から出力される②をマイコンに取り込む
⑩マイコンから払出疑似信号を主基板に送る
これで、小役当選時にメダルは払い出されない。
⑪主基板から出力される②DC24Vをマイコンに取り込む
⑫カプセルベンダーモーターを回転
⑬⑧のメダル払出疑似信号をマイコン内にプログラムとして格納する
⑭カプセルホッパーの払出信号を感知して⑫の格納プログラムをー1演算
⑮⑬の格納プログラムがゼロになったら⑫のカプセルベンダーモーター回転を止める
カプセルホッパーはマイクロスイッチで払出を感知している。マイクロスイッチのチャタリング対策を講じておかないと、複数払い出しが正確に実行されない弊害が生じる可能性がある。マイクロスイッチからセンサーで払出を感知するように改造できればうまくいくかもしれまない。花火のメダルセレクターを見たことがあるなら、センサー1は他のセンサーー2,センサー3とは違うことがお分かりだろう。あのセンサー1の動きをカプセル払出で再現できれば希望はある。いずれにしても、簡単ではない。