2016年も早くも暮れようとしています。
すっかりご無沙汰ですが、皆さんお元気ですか?
上海はちょっと寒く冬らしくなったと思ったらまた暖かくなって、12月の終わりだというのにまだイマイチ冬の実感に欠けてます。
冬といえば気になる大気汚染も、時に200を超えて慌ててマスクをしたと思ったら、午後には80まで下がっていたり、日ごとに良かったり悪かったり。(-。-;)
毎年言うけどそろそろ今年こそ全体的によくならないかな~。
さて、そんな灰色の冬のある日、以前から耳に入って気になっていたイスラム市にお友達と行ってきました。≧(´▽`)≦ 何と場所は浦東の金融地区の陆家嘴のすぐ東。
こんな所にイスラム寺の結構大きいのがあるんだ、というのは以前向かいの東北料理やさんに行った時に気づいてはいたのですが。昔から噂で聞いてた浦西の澳门路の金曜市にも行けてなかった所に、浦東のお寺の前にもイスラム市が立つよ~という情報。 これは浦東の住民としては行かねば、でしょう。
さてさて、最近オープンした世紀大道駅の所のモールから出発すると、左手に何やら大きなお寺が見えます。ここは仏教のお寺っぽいけどかなりのスケール。これの存在にも気づいてなった...。
大きい運動施設で有名な源深路を北上すると、一瞬ここはパリ?な建物群(あるある中国)を過ぎた右手にさっそく見えてきました、路上マーケット。浦西と比べると小さい、と聞いてたので数軒並んでるだけかなと思っていたけれど、ここも中国での体験の例外にもれず、想像より大規模。ヽ(゚◇゚ )ノ
⇑おー、いきなり切ってる切ってる羊肉!(大部分が羊肉使用の食べ物なので、匂いがダメな人や大きい肉の切り身その他が苦手な方には全くお薦めできない...)
⇑一瞬何かと思ったらでっかいヌガー。一生もちそう。
⇑左の端っこは街でも見かけるドライフルーツの屋台車。白いのはヨーグルト、右は揚げ菓子かな。揚げたてだったらいいなー。
⇑まあ大抵どこの国でもそうですが、目ざとく外人と気づいて英語で話しかけてくる人は疑ってかかりましょう。ここのおじさん、「Chinese humburger, デリシャス!」って、お肉はパッケージから出して再加熱してるだけ...
⇑中国の西といえば涼皮、ここのは豪快に分厚くて...黄色いのは何故かな。
⇑やっぱりピラフ。多分羊の脂がタップリなので食べるなら熱々じゃないと。
そして手前は人参サラダ?中国の西の方の料理には意外と人参の登場が多いのです。
⇑西方の有名料理、大盤鶏。多分どこの国の人にも食べやすいお料理です。きっとピラフと一緒にですね。(^∇^)
⇑定番のゴマパン。窯から出たばかりの焼きたてを食べると中々素朴でおいしいので、昔時々浦西の老西門の茶市場の横で買ってたんですが、帰宅後夫に写真を見せたら「同じ二人だ」って。以前の写真を探してみよう。笑
⇑そう、日本人的には不思議な感じですが、ケーキも沢山売られてるのです。後で試しに白っぽいケーキを買って、お餅かアーモンドペーストでできてるのかな、これなに?と聞くと返事は「ナポレタン」。えーあそこまで行くと西洋のお菓子が普通に食べられてるのか...地図確認しなきゃ。
⇑この炭火焼ケバブのお店、数分後にはお客さんがすごい行列を作ってました。感じとしては「うちは昔からやってます」っていう幅広の屋台構え。煙が凄い!早めに並びましょう!
⇑肉厚の手でおじさんが超粗挽きの羊ミンチを包んで作っていた、餃子系というよりは羊肉パイ...かな。
⇑丁寧に伸ばしてるお兄さん。この後まとめて更に引っ張って、隣で炒め物をしてたので、その中に入れる麺?
⇑すっごい湯気で最初中身が見えず。見えたらお饅頭...的なものが並んで鍋の中で煮たぎってました。その後油で半揚げ状態になるのは、少し上海の生煎(焼き小籠包)ぽい。こちらも1回にできる量が決まってるせいか、中々すごい行列。
⇑ひっそり大人しくドライフルーツを売っていた、顔が一段と濃いお兄さんの足元に売られている砂糖菓子(結晶)。緑色のが気になってお友達が試食したものの、はっきり何のフレーバーかはわからず。緑豆じゃなさそうです。
⇑プププ。頭つきキツネのファーとかも売ってるんですが、南に下るとでっかいビルが連なる商城路の標識の下にぶら下げてある...
⇑この後食事の予定があったのであまり買いませんでしたが、ワンタン(なんと中身は豚肉!?)、蒸し揚げ饅頭的なもの(中身は羊ミンチにスパイス色々)、羊の水餃子にお酢をかけたものを皆でシェア。
羊肉饅頭、中々おいしかったです。羊肉の水餃子もシンプルな感じで羊肉がOKな人なら。
この市場、あまり全員にはお薦めできない感じだけれど、勇気があって羊肉が大丈夫な浦東の人は金曜日のお昼前から、是非どうぞ~ あ、行くとしたら冬がベストかも。夏は避けたいかな。