同じ街に2回目の駐在、というのをブーメラン組ねと言われたのは最近の事。
それがオーストラリア人のママだったからかは不明ですが…。上海は今とってもブーメラン率が高い都市です。
2回目はどんな感じ~?とよく聞かれるけれど、今回は住んでるエリアが違うので、慣れてる事も多々あれど、全体的にはある意味とっても新鮮。
例えばレストラン。浦東には中々いいのが来ないというのは上海駐在員の浦東組には常識だけど、浦西に住んでいた時は、ついついお出かけレストランはヨーロッパ系中心になりがち。(まあ夫が西洋人だというのもありますが…) しかも次々話題のお店がオープンするのでいつも追いかけっこ状態でした。
なので上海駐在を終えてから考えてみたら、あれ、思ったほど中国地方料理にトライ出来てなかったかも…
今回はそういう事はしない様に、しかも浦東の富裕層が住むこのエリアなら、探せば色々と面白い中華料理がある筈、となるべくローカル料理を試すように心がけてるこの頃です。
といは言え最近行った中華のお店は、住んでる人なら誰でも知ってるような有名チェーンばっかりなんですが、まぁ記録もかねて3軒程…。
まずはご近所の超人気店、「漢舎」。
ヤンロードタウンというマンションの前のシティショップの上で、わかりにくい所にあるにもかかわらず、いつも満員。地元中華店の例に違わず入るとびっくりする程広いけれど、よくある中国的なゴージャスさを見慣れてる目には新鮮な、モダンシノワでかわいらしい雰囲気
そんな中で地元の富裕層の家族が週末北京ダックをもれなく食べてます。
うちは前日の暴食の後だったのでシンプルなものを食べただけだったけど、改めて行くつもり。
お味は薄味で、四川料理や上海料理等色々ミックスでした。
…そしてさりげなく西洋人には難易度高しの食材が一杯。(;^_^A
お店の名前:『漢舎』
住所:丁香路1339番30号3楼(中国工業銀行が入ってるビルの3階)
お次はとっても有名な『海底捞火锅(ハイディーラオホアグオ)』↓
何が有名かというとお味ではなく、待ち時間の長さとその間のサービス
1度行ってみたかったけど直球すぎて(?)前回行かなかったお店の1つです。
子連れでまずお店に入ったら既に待ち番号は100番。(60テーブル待ち位)、Uターンしようとするとお兄さんがひそひそ何か言いながら少し早い70番くらいの番号札を渡してくれました。
何事もタダとは思わないうちの旦那、
「チップ欲しいんじゃないの、渡してきて」
「そういうの男の人の仕事でしょ」
「中国語わからないし」
等々のやりとりの後、しぶしぶ私がお札を折り畳んで持っていくと、「とんでもない!」とびっくりして断られました…。いやー恥ずかしかったです。(*゚ー゚)ゞ一体どんな国に住んできたんでしょう私たち…。
子連れだったからサービスしてくれたのかな。
お店の名前:『海底捞火锅』
住所:浦東新区 张杨路588号百脑汇6楼(近南泉北路).
(ヤオハンの向かいのBuy Nowのビルの裏側の変なエレベータから入ります。)
↑噂どおりの昔のとんがりコーンみたいなスナックとジュースをどんどんどん入れてくれ…
↑ネイルをしてくれるとは聞いていたけど、まさかジェルネイルだったとは!(こちらは別の番号札をもらって携帯番号を残してると呼び出しがかかる模様。けど食べてる途中に順番が回ってきたら抜けてネイルするのか…。食べ終わった後でもいいとは聞いたけど…)
↑必死で「もういいからいいから」とスナック菓子のリフィルを断っていたら、お姉さんが次にメロンとみかんを持ってきてくれました。このみかんが意外とおいしくて、この時点で次男、満腹。(^o^;)
↑噂の靴磨き。せっかくなので夫を送り込みました。(更にチップを渡したがる夫。アメリカでの癖ですね~)
その他、奥の方では持ち込みワインらしきものをあけて、たれセクションにある冷菜を持ってきてもらっておつまみにして盛り上がってるつわものも。携帯の写真をプリントアウトする人も。めがねの人にはめがね拭きのサービスもあるとか。
↑そして2時間後、本番の鍋! まあお味の方は普通かな。けど噂のサービスを体験できて面白かったです。
あ、写真を撮り忘れたけどもちろん見たかった踊るお兄さんの麺つくりサービスも音楽つきかと思ったけどそうじゃないんですね。笑 中国にいるから結構普通に思ってるけど、それを見るだけでも並ぶ価値はあるのかも。
さて、最後はこれまた前回から気になってたけど行けてなかったコテコテの…
『東北人』
住所:浦東新区商城路1330号(近源深路)
面白い人が多いという中国の東北地方、噂ではお米が日本のものに似てるとか。このレストランのテーマは東北の結婚式ということらしく、中国に住んでる人には有名な例のキッチュな牡丹柄で統一された中々強烈な外観のレストランです。
浦西で見かけたのはもっとチェーンっぽかった(=まあきれいそう)けど、お友達に付き合ってもらった浦東店はかなりローカル化していて一瞬躊躇。けどとても賑わってました。入ると不思議なとうもろこしキャラクターがお出迎え。そう、とうもろこしが沢山料理に使われる地方なんですね。
新疆はトマト、四川は唐辛子、東北はとうもろこし…新大陸の野菜達、がんばってますね~。
そして、粟と思われるものも飾ってあるし、色々使われてました。
↑色々圧倒されてる間に外観の写真を撮り忘れました。これは2階。
↑噂の「清浄済み」パックの食器類。小額チャージされた筈。(ちなみにお手拭きを使うと)チャージされるお店はよくあります。
↑1階で揚げていてびっくりの大きさだった麻花。二の腕jより確実に太い!揚げたてだったらおいしかったかな?
と、押し豆腐のシートのような干豆腐で巻いた水菜に、肉味噌。意外と馴染みのある肉味噌の味噌は、黄豆醬かな、と一緒の中国のお友達は言ってました。
↑餃子の種類が豊富。こちらはセロリ入りでさっぱり。トマトと卵の炒め物いりも。
↑ねぎ餅。全部素朴な感じです。上はサービスされるほとんど味のない(失礼)あわのおかゆ。習慣なのかな。
↑そしてどどーん、と出てきた鍋物は、今回は酸菜という白菜のお漬物というよりは白菜のザワークラウト並に発酵したものと豚肉の酸っぱい鍋。中国のお友達は食べれるかなぁと心配してくれていたけど、初めてザワークラウトを食べるよりは馴染みやすいかも。
↑と、びっくり!の東北風酢豚。豚の三枚肉の薄切りをもち米の衣で上げた、不思議な触感。
お酢なしで塩コショウだけでも食べて見たいような…
とこんな感じです。
もうちょっと地理と食材のお勉強もしないといけませんね。
次はやっぱりトマト味の新疆パスタを食べにいかないと…。ヽ(゚◇゚ )ノ
それがオーストラリア人のママだったからかは不明ですが…。上海は今とってもブーメラン率が高い都市です。
2回目はどんな感じ~?とよく聞かれるけれど、今回は住んでるエリアが違うので、慣れてる事も多々あれど、全体的にはある意味とっても新鮮。
例えばレストラン。浦東には中々いいのが来ないというのは上海駐在員の浦東組には常識だけど、浦西に住んでいた時は、ついついお出かけレストランはヨーロッパ系中心になりがち。(まあ夫が西洋人だというのもありますが…) しかも次々話題のお店がオープンするのでいつも追いかけっこ状態でした。
なので上海駐在を終えてから考えてみたら、あれ、思ったほど中国地方料理にトライ出来てなかったかも…
今回はそういう事はしない様に、しかも浦東の富裕層が住むこのエリアなら、探せば色々と面白い中華料理がある筈、となるべくローカル料理を試すように心がけてるこの頃です。
といは言え最近行った中華のお店は、住んでる人なら誰でも知ってるような有名チェーンばっかりなんですが、まぁ記録もかねて3軒程…。
まずはご近所の超人気店、「漢舎」。
ヤンロードタウンというマンションの前のシティショップの上で、わかりにくい所にあるにもかかわらず、いつも満員。地元中華店の例に違わず入るとびっくりする程広いけれど、よくある中国的なゴージャスさを見慣れてる目には新鮮な、モダンシノワでかわいらしい雰囲気
そんな中で地元の富裕層の家族が週末北京ダックをもれなく食べてます。
うちは前日の暴食の後だったのでシンプルなものを食べただけだったけど、改めて行くつもり。
お味は薄味で、四川料理や上海料理等色々ミックスでした。
…そしてさりげなく西洋人には難易度高しの食材が一杯。(;^_^A
お店の名前:『漢舎』
住所:丁香路1339番30号3楼(中国工業銀行が入ってるビルの3階)
お次はとっても有名な『海底捞火锅(ハイディーラオホアグオ)』↓
何が有名かというとお味ではなく、待ち時間の長さとその間のサービス
1度行ってみたかったけど直球すぎて(?)前回行かなかったお店の1つです。
子連れでまずお店に入ったら既に待ち番号は100番。(60テーブル待ち位)、Uターンしようとするとお兄さんがひそひそ何か言いながら少し早い70番くらいの番号札を渡してくれました。
何事もタダとは思わないうちの旦那、
「チップ欲しいんじゃないの、渡してきて」
「そういうの男の人の仕事でしょ」
「中国語わからないし」
等々のやりとりの後、しぶしぶ私がお札を折り畳んで持っていくと、「とんでもない!」とびっくりして断られました…。いやー恥ずかしかったです。(*゚ー゚)ゞ一体どんな国に住んできたんでしょう私たち…。
子連れだったからサービスしてくれたのかな。
お店の名前:『海底捞火锅』
住所:浦東新区 张杨路588号百脑汇6楼(近南泉北路).
(ヤオハンの向かいのBuy Nowのビルの裏側の変なエレベータから入ります。)
↑噂どおりの昔のとんがりコーンみたいなスナックとジュースをどんどんどん入れてくれ…
↑ネイルをしてくれるとは聞いていたけど、まさかジェルネイルだったとは!(こちらは別の番号札をもらって携帯番号を残してると呼び出しがかかる模様。けど食べてる途中に順番が回ってきたら抜けてネイルするのか…。食べ終わった後でもいいとは聞いたけど…)
↑必死で「もういいからいいから」とスナック菓子のリフィルを断っていたら、お姉さんが次にメロンとみかんを持ってきてくれました。このみかんが意外とおいしくて、この時点で次男、満腹。(^o^;)
↑噂の靴磨き。せっかくなので夫を送り込みました。(更にチップを渡したがる夫。アメリカでの癖ですね~)
その他、奥の方では持ち込みワインらしきものをあけて、たれセクションにある冷菜を持ってきてもらっておつまみにして盛り上がってるつわものも。携帯の写真をプリントアウトする人も。めがねの人にはめがね拭きのサービスもあるとか。
↑そして2時間後、本番の鍋! まあお味の方は普通かな。けど噂のサービスを体験できて面白かったです。
あ、写真を撮り忘れたけどもちろん見たかった踊るお兄さんの麺つくりサービスも音楽つきかと思ったけどそうじゃないんですね。笑 中国にいるから結構普通に思ってるけど、それを見るだけでも並ぶ価値はあるのかも。
さて、最後はこれまた前回から気になってたけど行けてなかったコテコテの…
『東北人』
住所:浦東新区商城路1330号(近源深路)
面白い人が多いという中国の東北地方、噂ではお米が日本のものに似てるとか。このレストランのテーマは東北の結婚式ということらしく、中国に住んでる人には有名な例のキッチュな牡丹柄で統一された中々強烈な外観のレストランです。
浦西で見かけたのはもっとチェーンっぽかった(=まあきれいそう)けど、お友達に付き合ってもらった浦東店はかなりローカル化していて一瞬躊躇。けどとても賑わってました。入ると不思議なとうもろこしキャラクターがお出迎え。そう、とうもろこしが沢山料理に使われる地方なんですね。
新疆はトマト、四川は唐辛子、東北はとうもろこし…新大陸の野菜達、がんばってますね~。
そして、粟と思われるものも飾ってあるし、色々使われてました。
↑色々圧倒されてる間に外観の写真を撮り忘れました。これは2階。
↑噂の「清浄済み」パックの食器類。小額チャージされた筈。(ちなみにお手拭きを使うと)チャージされるお店はよくあります。
↑1階で揚げていてびっくりの大きさだった麻花。二の腕jより確実に太い!揚げたてだったらおいしかったかな?
と、押し豆腐のシートのような干豆腐で巻いた水菜に、肉味噌。意外と馴染みのある肉味噌の味噌は、黄豆醬かな、と一緒の中国のお友達は言ってました。
↑ねぎ餅。全部素朴な感じです。上はサービスされるほとんど味のない(失礼)あわのおかゆ。習慣なのかな。
↑そしてどどーん、と出てきた鍋物は、今回は酸菜という白菜のお漬物というよりは白菜のザワークラウト並に発酵したものと豚肉の酸っぱい鍋。中国のお友達は食べれるかなぁと心配してくれていたけど、初めてザワークラウトを食べるよりは馴染みやすいかも。
↑と、びっくり!の東北風酢豚。豚の三枚肉の薄切りをもち米の衣で上げた、不思議な触感。
お酢なしで塩コショウだけでも食べて見たいような…
とこんな感じです。
もうちょっと地理と食材のお勉強もしないといけませんね。
次はやっぱりトマト味の新疆パスタを食べにいかないと…。ヽ(゚◇゚ )ノ