米軍が住宅地上空を飛ぶことを止められない日本
先ほど、金沢区の上空を追浜の日産工場方面に向けてオスプレイが飛んでいきました。iPhoneのデジタルズーム写真なので国籍マークは確認できないけれど、自衛隊機ではないでしょう。
2025年3月31日14時20分撮影
米軍基地というと、ニュースに流れるのは沖縄ばかりだが、神奈川県だって基地だらけ。沖縄ほどではないものの、地図を見たらあちこち灰色に塗られた米軍管轄地域がある。
2025年3月20日17時41分撮影
そして、住宅地の上を低空飛行するのは日常茶飯事。上の動画は、いつもは2機編隊が多いのに、4機編隊で飛んでいった様子を撮影したものです。
2025年6月5日10時20分撮影
(2025年6月7日追記)一昨日も金沢区の住宅街上空をオスプレイが飛行。
日米安保とはそういうもの
米国内で住宅地でこんな飛行をしようものなら大問題になる。しかし、「日本に駐留してあげるから、治外法権よろしく」というのが日米安保。だから、あちこちで米兵が犯罪を犯しても、裁かれずに米国へ帰る。米兵の意識も「日本を守ってやっているんだから当然」と思っているでしょう。
ロシアや中国に脅かされないため
ウクライナは、ロシアに脅されて核放棄した後に西側に擦り寄ったものだから、ロシアに攻め込まれた。南沙諸島もフィリピンから米軍が撤退するから、中国に占領された。日本が米国に頼らずに軍事的に自立する方法は、北の将軍様の真似をすればいいだけ。核武装してしまえば、トランプ大統領すら手を出せずに交渉する。プーチンだって笑顔で交流する。多数の日本国民が核武装なんて許さないけれど、極貧国家が大国と取引している現実を考えましょう。
国連憲章の敵国条項
事実上、死文化していると言われているものの、いまだに国連憲章には第二次世界大戦の敗戦国が敵国と定義されている。日本が核武装しようものなら国連が許さない。この条項を盾に、プーチンや中国共産党が何をしでかすか分かったものじゃない。
Catch-22 situation
「何ともならない」、「二進も三進もいかない」という意味合いで "catch-22" という英単語があります。まさに日本はそんな状況。米軍に頼りたくないが頼らざるを得ないし、国民感情も国連も日本が軍事的な脅威になることを許さない。結局、第三次世界大戦級の何かが起きない限り、日本はずっと米軍の尻に敷かれたままでしょう。