京急田浦駅近くのあっさりラーメン店

2021年3月、魚介系居酒屋さん跡に出店した「麺処 蒼」。京都ラーメンや淡麗系ラーメンを中心とした、あっさり味のお店として登場しましたが、一時期、横浜家系に傾倒。しかし、「らぁ麺しろ」の2号店らしいメニューに回帰して営業を続けています。

 

【目次】

 


麺処 蒼の料理写真(レギュラーメニュー)

焦がし葱醤油らぁ麺(並)

麺処蒼の焦がし葱醤油らぁ麺

Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO400, f2.5, 1/160s

 

「当店おすすめ」と書いてあるだけのことはあります。一口啜ると、「昔ながらの中華そば」という感じの味わいですが、味の深みが別次元。

 

貝出汁塩らぁ麺(大盛)

麺処 蒼の貝出汁塩らぁ麺(大盛)

Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO320, f2.5, 1/160s

 

貝好きにお勧めのラーメンです。魚介出汁が香り、食後に喉が渇かない優しい味の汁。小麦の味が感じられる麺とよく合うと思います。

 

煮干しらぁ麺(並)

麺処蒼の煮干しらぁ麺

Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO320, f2.5, 1/125s

 

関東の人気煮干しラーメン店(凪、丿貫など)とは全く別物。煮干しがしっかり香るけれど、とてもあっさり。塩分控えめで煮干しのエグ味は皆無。海苔と玉ねぎが抜群に合っていると思います。

 

賄い叉焼丼

麺処蒼の賄い叉焼丼

Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO400, f2.5, 1/125s

 

ゴロゴロ載ったチャーシューは三昧肉でしょうか。豚の脂、玉子、甘いタレが織りなす背徳の味。おデブの元なのに、ついつい券売機のボタンを押してしまいそう・・・。

 

煮干しご飯

麺処蒼の煮干しご飯

Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO320, f2.5, 1/160s

 

甘い味付けの煮干しとタレ。そのままでも十分美味しいけれど、煮干しらぁ麺のスープをかけてネコマンマにすると、やばい美味しさと思います。

 


麺処 蒼の期間限定、季節限定

あさりバターらぁ麺(大盛: 2025年4月18日)

麺処蒼のあさりバターらぁ麺

Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO320, f2.5, 1/125s

 

福島県相馬市の人気店「おいかわ」のあさりバターラーメンを、塩分とニンニクを控えめにして上品にした感じです。

 

魚介辛つけ麺(大盛: 2025年4月30日)

麺処蒼の魚介辛つけ麺

Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO320, f2, 1/160s

 

スープ割り

麺処蒼のスープ割り

Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO320, f2, 1/160s

 

魚介香る濃厚スープに太麺が美味しい。熱盛と冷盛が選べます。辛味は激辛なので要注意。個人的には、1/2〜1/3程度にした方が素の美味しさが飛ばされずに楽しめると思います。辛味なしは50円返金で対応してくれるそうです。

なお、スープ割りを頼むと、蕎麦猪口のような入れ物に入れて提供してもらえます。

 

田浦ブラック(大盛: 2025年5月3日)

麺処蒼の田浦ブラック

Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO320, f2, 1/200s

 

啜るな危険!辛さも痺れも四川級。山椒たっぷりでピリピリ、辛つけ麺にも使われているからぁーい辛味まで載せられています。辛いもの好き以外にはお勧めできません。

 

塩担々麺 + 味玉(並: 2025年6月5日)

蒼の塩担々麺

Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO400, f2.8, 1/160s

 

蒼の塩担々麺

Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO400, f2.8, 1/80s

 

公式Xアカウントによると、「らぁ麺しろ」時代の裏メニューとのこと。よくある陳建民さん流ではなく、川崎ニュータンタンメンに似た担々麺です。「田浦ブラック」ほどではありませんが、啜るな危険!な辛さです。他のメニューと異なり、やや太めのストレート麺が使われています。

 

冷やし煮干らぁ麺味玉(並: 2025年6月18日)

蒼の冷やし煮干らぁ麺

Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO400, f3.2, 1/125s

 

氷が入っているのかと思うほど冷え冷えのラーメン。仕込みの大変さが感じられる澄んだスープは、暑さで火照った体が冷めるし、塩分補給にちょうどいい感じです。

 

藤椒香る冷やし塩らぁ麺(並: 2025年7月31日)

蒼の藤椒香る冷やし塩らぁ麺

Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO400, f2.8, 1/100s

 

藤椒(タンジャオ: 青山椒)の痺れるスープが美味しくて、黙々と啜ってしまいます。是非、期間限定と言わず季節限定にして欲しい一品です。

 

冷やし醤油らぁ麺(並: 2025年8月28日)

蒼の冷やし醤油らぁ麺

Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO400, f2.5, 1/125s

 

醤油と魚介の香りに、上にたっぷり載せられた新生姜がよく合っていて、するするっと食べるとお腹がしっかり冷やされる美味しい冷やしラーメンです。

 


麺処 蒼のお品書き(メニュー)

お店に入って左側、厨房正面に発券機があります。入店したら、まずは食券を購入しましょう。
 

券売機(2025年8月28日現在)

蒼の券売機

 
レギュラーメニュー
蒼のレギュラーメニュー
 
休止中だった「鶏白湯らぁ麺トリュフ風味」は、メニュー落ち。その代わり、鶏白湯を使った「魚介辛つけ麺」(夏)、「味噌らぁ麺」(冬)が定番入りしています。

 


麺処 蒼の場所

お店の場所は、早朝と夕方の渋滞の名所「船越町」交差点と「船越一丁目」交差点の間。「京急田浦駅」から徒歩3分(約230m)、京急バスの「船越」バス停から徒歩30秒(約30m)です。
 

外観

麺処 蒼の外観

Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO200, f10, 1/60s

 

 

お店の専用駐車場はありません。交差点「船越町」付近、「船越一丁目」の西側にあるタクシー会社付近にコインパーキングがあります。近くに田浦警察署があるので、生贄にならないようご注意ください。
 

※ 色々

  • 2021年3月、横須賀市日の出町の人気店「らぁ麺しろ」の2号店として開店。当初の店長は「熱血ラーメン」で名を馳せた鉄谷さん。京都らぁ麺と淡麗塩らぁ麺を中心に、週替わりで担々麺や黒マー油豚骨、長崎ちゃんぽんなど様々なラーメンを提供。
  • 同年9月、鉄谷さん解雇。しばらく休業。
  • 1か月後に再開するものの、メニューは横浜家系に。

僕は、家系と二郎とマクドナルドは宗教上の理由で食べられないので、訪問を避けて紹介記事も削除しました。しかし、昨年、ラーメン好きの同僚から「家系ではない」と言われました。気付かなくて申し訳ない、気の迷いは一時だったのですね。3年間も勘違いしたままで失礼しました。