子供から高齢者まで楽しめる梅の里

梅の花が咲く季節になると、横浜横須賀道路から綺麗な梅が見える「田浦梅の里」。国道16号線脇に看板はあるけれど、細い道ばかりだし、そもそも一方通行の出口に「入口」看板がある。どう行けばよいか分からなかったけれど、たまたま勤務先の利用者の中に、梅の里の近くにお住まいの方がいらっしゃる。その方に道順などを教えていただきました。

 

田浦梅の里

田浦梅の里

Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO100, f14, 1/80s

 

「花が咲く季節に行こう!」と楽しみにしていましたが、仕事が休みの日に限って雨だったり寒波が襲ってきたりして、気づけば桜の季節になってしまいました。お天道様には勝てっこないので、来年に備えて下見に行くことにしました。

 

公共交通機関以外の訪問は無理

梅の里には駐車場がありません。それどころか、梅の里の近くへ車で行こうものなら、狭隘な道に阻まれて抜け出せなくなります。道順を教えてくれた利用者の送迎も、軽四が基本です。普通車で突っ込む勇者(ウマシカ)は僕だけ。車で近寄ってはいけない、3ナンバーなんて無傷では帰られない地域です。

  • バスで向かう際の最寄駅:
    • 京急「追浜駅」
    • JR横須賀線「田浦駅」
  • 利用するバスの系統:
    • 「八31」系統(バス停: 追浜駅6番、田浦駅2番)
    • 「田17」系統(バス停: 追浜駅2番、田浦駅2番)
  • 梅の里の最寄りバス停:
    • 追浜駅、田浦駅のどちらからも「田浦郵便局前」
  • 徒歩で訪問する際の最寄駅:
    • JR「田浦駅」、田浦郵便局まで徒歩5分(約400m)ほど
    • 京急「京急田浦駅」又は「安針塚駅」、田浦郵便局付近まで徒歩20分(約1.4km)ほど

以下、京急「追浜駅」からの道順を記載します。

 

追浜駅6番バス停

バス停「追浜駅6番」

Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO200, f8, 1/250s

 

追浜駅には多数のバス乗り場があります。このうち、国道16号線に面した6番バス停(「八31」系統)又は夏島貝塚通りに面した2番バス停(「田17」系統)に乗ります。

6番バス停は、国道側に湘南鷹取循環バスを待つ人が並び、商店側に田浦駅方面へ向かうバスを待つ人が並ぶので、商店側に並んで「八31」系統を待ちます。2番バス停は朝と夜のみ田浦循環バスも来るので、「田17」系統を選んでください。

なお、いずれ、全てのバス停が追浜駅の南側に集約される見込みです。しかし、金沢八景駅の再開発に30年かかったことを鑑みると、いつになるやら分かったものではありません。

 

田浦郵便局前

バス停「田浦郵便局前」

Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO100, f10, 1/160s

 

降車するバス停は、追浜駅からも田浦駅からも「田浦郵便局前」。追浜駅から向かう場合は、エネオス前にある交差点「田浦三丁目」から国道16号線の反対側へ渡ります。

 

梅の里の入口はいっぱいあるが、大作町の入口がお勧め

複数ある梅の里の入口のうち、田浦大作町(おおさくちょう)の入口から登るのが最も快適と思います。

 

田浦三丁目交差点

交差点「田浦三丁目」

Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO100, f10, 1/160s

 

国道16号線から梅の里方面へは、道が3本あります。ここでは、田浦大作町(おおさくちょう)と田浦泉町(いずみちょう)のどちらへも向かえる「田浦三丁目」交差点からの道順を記載します。

 

田浦三丁目の分岐点

田浦三丁目の分岐点

Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO100, f10, 1/60s

 

田浦三丁目交差点から山方面(南)へ向かって3分(約240m)ほど歩くと、T字路に突き当たります。まっすぐ徒歩で進める道もありますが、地元住民しか使わないので割愛します。上の写真の看板では、左右どちらでも梅の里へ行けるように見えますが、入口が違います。右へ行くと大作町の入口へ、左へ行くと泉町の入口に辿り着きます。

 

大作町案内看板

田浦大作町の案内看板

Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO100, f8, 1/50s

 

先ほどのT字路を右へ60mほど進むと、田浦小学校前のT字路に突き当たります。そこを左(南)へ曲がって300mほど進むと、京急の線路を潜ってすぐの場所に上の写真の看板が見つかります。右へ向かっても辿り着けますが、迷子になるので割愛します。

 

大作町入口

田浦大作町の梅の里入口

Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO100, f8, 1/80s

 

先ほどの角を左へ進み、小川を渡って50mも歩くと入口の看板が見つかります。ここを右へ曲がっても辿り着け(以下、略)。

 

田浦梅の里案内図

田浦梅の里案内図

Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO100, f14, 1/60s

 

途中、道が二股に分かれていますが、どちらへ進んでも梅の里につながります。上の写真の案内図のうち、「至 田浦大作町」と書かれた場所が、上で紹介した大作町の入口になります。

田浦三丁目のT字路を左へ進むと、案内図の右下にある2つの入口に辿り着きます。

 

泉町入口1

田浦泉町の田浦梅の里入口

 

泉町入口2

田浦泉町の田浦梅の里入口

 

大作町入口からの登りが楽とは言いませんが、泉町からは1.5〜2倍ぐらい辛いと思います。「俺は足腰鍛えに来たぜ!」と言う方は、まっすぐ泉町入口へ向かってください。特に京急ガード脇にある手前側の入口(上の写真1)がお勧めです。それでも物足りない方は、上の写真「大作町案内看板」を左折せずに400mほど直進すると、左側に擁壁がある場所にでます。この擁壁の上が「児童広場」になっており、児童広場へ続く階段の脇から展望台へ続く山道がありますので、こちらをお楽しみください。

 

安針塚「塚山公園」に負けない絶景

山の斜面を埋め尽くすような梅の木も圧巻ですが、広い芝生公園に子供たちが遊べるアスレチック広場もある。そして、三浦按針さんが眠る塚山公園にも負けない景色が楽しめます。

 

芝生広場

田浦梅の里の芝生広場

Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO100, f10, 1/160s

 

展望台

田浦梅の里の展望台

Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO100, f14, 1/80s

 

横須賀6号乾ドック

田浦梅の里から見た横須賀6号乾ドック

Nikon D5500 + TAMRON製18-400m, f3.5-6.3、ISO100, f5.6, 200mm, 1/640s

 

みなとみらい

田浦梅の里から見た横浜みなとみらい

Nikon D5500 + TAMRON製18-400m, f3.5-6.3、ISO100, f6.3, 400mm, 1/640s

 

今日は黄砂のためか、房総半島が見えないほど霞んでいました。梅の花が咲く季節であれば、都内や房総半島を見渡すことができると思います。

 

横浜横須賀道路

田浦梅の里から見た横浜横須賀道路

Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO100, f14, 1/60s

 

横横線に向けられた看板

横浜横須賀道路から見える田浦梅の里の看板

Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO100, f14, 1/60s

 

展望台から横横線が見えます。横横から見える看板や梅はココです。この地域に住み始めて30年以上経って、やっと訪問することができました。来年こそ、梅の花の季節に訪問したいと思います。