神奈川県のご当地グルメの1つ「平塚タンメン」。様々な情報媒体の記事、友人・同僚の話から知識としては知っていたけれど、実際に食べたことがない。そこで、紅葉狩りの帰り道に「花水ラオシャン本店」を訪問しました。

 

チャーシュータンメン

花水ラオシャン本店のチャーシュータンメン

Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO400, f2, 1/200s

 

タンメン

花水ラオシャン本店のタンメン

Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO400, f2, 1/200s

 

噂に聞いていた通りですが、予想を上回るあっさりした旨味に感動しました。丼の形状は側面が凸状(convex)。流行りの凹状(concave)と違い、スープがたっぷり入る器。それなのに、スープを飲み干しても喉が乾かない塩加減。特徴である酸味も仄かでまろやか。卓上の酢を足して食べても問題ないほど。そして面白いのが麺。かん水を使わない真っ白な麺は、ひやむぎのような感じですが、あっさりスープによく合います。

 

花水ラオシャン本店の卓上調味料

Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO400, f2, 1/40s

 

平塚タンメンといえば、ラー油を使った味変。店長さんは、隣に座っていた初訪問客に「6杯が普通です」と言っていました。いやいやいや、味見しながら投入することをお勧めします。ここのラー油はただのラー油じゃない。花椒まで入っている。小さじ6杯も入れたら啜るの厳禁。盛大に咽せること間違い無し。w

 

お献立(2024年11月26日現在)

花水ラオシャン本店のお献立

 

平塚タンメンといっても、店によって内容はまちまち。こちらのタンメン、値段が安いですよね?それは2枚目の写真の通り、具が刻み玉ねぎのみの素ラーメンだから。一般的なタンメンは野菜たっぷりですが、まったく別物です。素のタンメンに、わかめ、月見、チャーシュー、キムチ、ネギ、ワンタン、玉ねぎ盛を自由にトッピングして楽しむお店と思います。

味変のラー油ですが、せっかくだから底に沈澱している花椒もたっぷりすくって入れましょう。小さじ数杯入れるだけで体がポカポカ暖かくなります。

 

花水ラオシャン本店の外観

Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO200, f5, 1/320s

 

 

お店の場所は、JR「平塚駅」南口から徒歩25分(約2km)ほど。駐車場は店舗裏に2台、第二駐車場に3台用意されているようですが、平日の昼前から行列のお店なので、諦めて近隣のコインパーキングを利用した方がいいかと思います。この近辺は30分100円程度と安いので。

なお、店舗の入口は、店舗に向かって左側にあります。ウエイティングリストはありません。列に並んでいると店員さんが人数と注文を聞きにくるので、メニューを見ながら待ちましょう。