花椒(ホワジャオ)の痺れと香りが楽しめるお店
2022年、以前は美容室だった店舗に開店した「麺屋 壱参陸」。他とは違う独自の担々麺、日本人向けに辛さ控えめの麻婆豆腐が美味しいお店と思います。
壱参陸の料理写真
壱参陸担々麺(細麺)
Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO400, f1.8, 1/100s
Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO400, f1.8, 1/100s
「当店人気No1」と書かれた「壱参陸担々麺」。麺は太麺、細麺が選べます。よくある胡麻を使った和風担々麺、本場四川の汁なし担々麺、川崎のニュータンタンメン、横須賀「北京」や小田原「四川」の担々麺のどれとも違う、他にはない々麺です。胡麻が使われていない真っ赤なスープは、見た目ほどは辛くありませんが啜ると間違いなく咽せる辛さ。八角の香りとたっぷり花椒(ホワジャオ:四川山椒)の痺れる美味しいスープです。麺は細麺を選びましたが、かん水を使ったよくある中華麺。かん水を使わない、本場四川の白い麺ではありません。そして載せられる具も面白い。卵とじされた野菜炒めをスープと一緒に盛り付けます。肉味噌はなく、代わりにサイコロ状に切られた焼豚がたっぷり。
マーボー麺(太麺)
Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO400, f1.8, 1/30s
Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO400, f1.8, 1/30s
麻婆麺もお勧めです。花椒がガッツリ痺れるほど効いて、豆豉の酸味が仄かに感じられて美味しい。特別、他の中華料理店に比べて美味しいって訳ではないものの、陳建民さんが日本に広めた王道の麻婆豆腐です。
マーボー焼きそば
Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO400, f1.8, 1/40s
個人的に最もおすすめの料理が「麻婆焼きそば」。梅蘭ですか?ってぐらいパリパリに焼かれた焼きそばが、食欲をそそります。ラードの焦げた香りたっぷりの麺は、内側がパリパリ、外側はふわふわ。麻婆豆腐によく絡んで美味しい。ビールか紹興酒が欲しくなる味わいと思います。
壱参陸のお品書き(メニュー)
メニュー(2024年6月16日現在)
Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO100, f8, 1/125s
券売機(2024年6月16日現在)
Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO400, f1.8, 1/250s
店舗を入って直ぐ左側に発券機があり、券を買ってから席に着きます。「麺屋」と名乗るだけあって、いろいろな麺が用意されていますが、個人的には麻婆豆腐が気になります。
壱参陸の場所
外観
Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO100, f8, 1/100s
お店の場所は、明治憲法草創の碑から若草病院方面へ抜ける一方通行の道にあります。京急と金沢シーサイドライン「金沢八景駅」から徒歩8分(約650m)、金沢シーサイドライン「野島公園駅」から徒歩6分(約550m)ほどの場所にあります。
Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO100, f10, 1/100s
お店に向かって左側に駐輪場がありますが、単車1台分の広さです。しかし、ブサでもFLH系のハーレーでもギリで止められる広さがあります。