東日本大震災後の電力不足以来、電気を喰う電子炊飯器を使っていません。ガスコンロと土鍋で炊いた方が早くて美味しい。どうやら、ご飯を炊くのは炊飯器と思い込んでいたようです。

さて、単身赴任先は1口のIHコンロのみ。火力が足りないIHコンロで美味しくご飯を炊くコツを紹介します。

 

IHと鍋で炊飯

 

分量は、電子炊飯器だろうが飯盒炊飯だろうが鍋で炊こうが同じ。研いだ1合のお米に対して水200ccです。

土鍋とガスコンロの場合、飯盒炊飯と同様に鍋の振動を確かめるだけで炊けますが、IHコンロはスイッチを切った途端に温度が下がるので、この手法を使うと芯が残ってしまいます。

 

IHと鍋で炊飯

 

タイトルに「コツ」なんて偉そうに書いちゃっていますが、なにも難しいことはありません。兎に角全開。余分な水分が飛ぶまで、すなわち沸騰する余計な水がなくなるまで全開。余分な水分が飛んでグツグツしなくなったら、加熱を止めて蒸らします。5分程度して蓋の下の水蒸気がご飯に移ったら、軽く混ぜます。

 

IHと鍋で炊飯

 

IHは火力が弱いので、一度に炊けるのは2合が限界かな?と思います。また、炊飯器や土鍋と比べるとやや硬めに仕上がるので、柔らかいご飯がお好きな方は水を多めにして炊いてください。