納車以来、もう3年9ヶ月もバッテリーを交換していない。バッテリーの劣化はイマイチ分からないので、他に影響が出る前に交換することにしました。

  1. シートの取り外し
    シート下の左右にある六角穴付ボルト(5mm)とシート後端の六角ボルト(12mm)を外し、シートを取り外すとシート下にバッテリーがあります。
    シート下の六角穴付ボルト

    シート後端の六角ボルト
     
  2. バッテリー取り外し
    バッテリーは、マイナス → プラスの順に取り外します。バッテリーの真ん中にかかっている固定帯は、ただ引っ掛けてあるだけなので簡単に外せます。
    シート下のバッテリー
     
  3. 交換したバッテリー
    協力店とはいえ、ウイングホンダが岡田商事バッテリーを使っているとは少し驚きました。GSユアサが使われているものと思い込んでいたので。ナップスにGSユアサの在庫がなかったので、古河バッテリーの同等品のシールド・バッテリーを購入しました。

    交換前のバッテリー(岡田商事バッテリー)
    岡田商事バッテリー(ATX7L-BS)

    交換後のバッテリー(古河バッテリー)
    古河バッテリー(FTX7L-BS)

    メーカー別型番
    メーカー名 型番
    GSユアサ YTX7L-BS
    古河バッテリー FTX7L-BS
    岡田商事バッテリー ATX7L-BS
     
  4. 取付金具の交換
    古河バッテリーには、バッテリー端子を留めるボルトとナットの新品が同梱されています。こちらもバッテリーと一緒に交換します。
    バッテリー付属のボルトと端子

    交換は、外した順を逆に辿るだけ。バッテリーを入れ替えて、固定帯でバッテリーを固定し、プラス → マイナスの順で端子を接続。エンジンがかかることを確認できたらシートを取り付けます。
 
ところで、今回、改めて整備書を見て驚いたのですが、単車はオルタネーター(交流発電機)じゃなくてACジェネレーター(直流発電機)なんですね。車のレギュレーターは発電量(電圧)を制御しますが、単車はレクチファイヤで余剰電力を放熱するだけ。雑な仕組みだなぁ。
 
なお、バッテリーには有害物質(鉛、塩酸)が含まれるので、取り外した古いバッテリーを引き取ってもらう必要があります。このため、通販を使わず実店舗で購入しています。交換作業に必要な工具は、ラチェットレンチと5mm 6角凸コマ、12mmコマ、プラスのドライバーだけ。NAPSでサクっとバッテリーを購入、駐輪場で交換作業、レジで廃バッテリーの引取りお願いして終了です。