ブログに貼り付けても、たぶん判別不能。なにせ、双眼鏡で覗いても彗星を目視できない。カメラの感度に任せて撮った次第です。
Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、F1.4, ISO1600, 4/5s
かろうじてネオワイズ彗星が写っていたのが、この(↑)写真。7月23日20時16分頃の写真で、北斗七星の杓部分の星が2つ写っています。黄色い矩形で囲んだ部分を加工したのがコチラ(↓)。
写真中央の少し下側、周囲の星より輪郭がボケている青い光点がネオワイズ彗星です。真上より数度右に傾いて伸びるイオンの尾と、さらに右側に伸びるチリの尾がほんの微かに写っています。
恵まれない天候の中で挑む天体撮影は、難しすぎて口と鼻からエクトプラズマが出ました。悔しいから、もう1週間ぐらいは夜空を見上げ、シャッターチャンスを狙います。
---<2020.7.23記載ここまで>---------------------
---<2020.7.31追記ここから>---------------------
時期を逸していますが、今夜もめげずに空にカメラを向けました。下の写真の中心から右に1/3ほど離れた場所に写る淡い青い星がネオワイズ彗星です。
Nikon D5500 + Nikon製70-300mm望遠、300mm, F6.3, ISO1600, 8s
VixenのComet Bookアプリが凄い。肉眼でも双眼鏡でも見えない星が表示されるから、カメラが捉える小さな星々と見比べて、彗星を探し当てることができました。
今宵の敵は雲だけにあらず。よりによって、満月も近い十二夜とは・・・。明日まで粘るつもりですが絶望的。都会育ちの方には分からないでしょうが、月はとんでもなく明るい。周囲を青く照らし、影がくっきり見えるほど。だから、お月様が明るい日は、空も青く照らされて星が見えないのです。
Nikon D5500 + Nikon製70-300mm望遠、315mm, F5.3, ISO100, 1/4s
---<2020.7.31追記ここまで>---------------------
---<2020.8.1追記ここから>----------------------
本日のベストショットがコレ(↓)。写真中央より1/4ほど下側、やや右寄りにうっすらとネオワイズ彗星が写ってます。僕の持っている機材ではこれが限界。もう尾なんて撮れません。
Nikon D5500 + Nikon製70-300mm望遠、300mm, F6.3, ISO3200, 1.6s
ネオワイズ彗星を追いかけて驚いたのは、デジタル一眼レフの感度。撮影の結果は残念だけれど、気分は残念でもない。そこそこ楽しかった。Farewell Neowise.
---<2020.8.1追記ここまで>----------------------