我が家にもやっっっと届きました。
アベノマスクは1世帯2枚。我が家は長男と次男が一人暮らしで、施設入所中の母を含めて家族6人だから、ちょうど1人1枚、計6枚届く計算になる。これが1月早ければ大歓迎だったんだけれどね。
マスクの品薄を受け、各社が国内生産を始めた頃と、政府が緊急調達した頃が同じ時期だった。結果、マスクが市場に溢れる頃に届くことになった。政府だけではなく、マスク生産に関わった企業も含めて、みんな当てが外れた状態と思う。
そして腹立たしいのは、2月に世界中でマスクを買い占め、生産したマスクの輸出を禁じた中国共産党。今後、同じ轍を踏まぬよう、中国製の衛生関連製品を全て輸入禁止にしておくれ。>経済産業省
さて、僕が1年間に国庫に払う所得税と消費税は、計80万円ぐらい。そのうち消費税は地方税も含むから、純粋に国税として徴収される額は60万円ぐらい。そして、我が家は母が90万円ほど年金を受給しており、国民年金だから半額は国が負担している。つまり、我が家の家計は、60万円支払って45万円受け取り、差し引き15万円程度しか国に払っていない計算になる。
国の予算は約110兆円だけれど、そのうち税収は60兆円ほど。我が家の納税額なんて、たったの0.00000025%。マスクの調達に260億円かかったそうだけれど、計算上、我が家の負担は65円ということになる。届いた時期が残念な結果になってしまったけれど、たかだか65円に文句をつける気にはならない。
そして実際のところ、アベノマスクは赤字国債で賄われているのでしょう。マスク1枚あたりの調達単価は260円、その費用は10年後の税金で償還されることになる。僕は10年後に働いていないだろうから、将来の息子たちの稼ぎや黒字企業の税収で穴埋めすることになる。国に文句は言う気にはならないが、息子たちには申し訳なく思う。