以前、「タイヤの空気圧は自宅で点検しよう」に記載した通り、タイヤの空気圧は冷間時に計測するもの。だから、自宅で調整するのが一番。しかし、ホイールの形状によっては、空気入れを繋ぐことが難しい場合があります。そんな時に便利なのがコレ(↓)。

 

キタコ製のエアー・バルブ・エクステンション

 

使い方は、空気入れ口にねじ込むだけ。Vツインマグナちゃんのリア・ホイールは、ハブのふくらみが空気入れのレバーの邪魔になる。そこで、延長の出番です。

 

エアー・バルブ・エクステンションを取り付けた状態

 

Vツインマグナちゃんの取扱説明書の抜粋(↓)。「冷えている状態で」と書かれているけれど、誰も読まない。

Vツインマグナ250の空気圧

さて、ネットを見ていたら、延長を取り付けたまま走っている人がいる。やめましょう。延長は、空気圧の調整時にだけ取り付けるものです。

 

バイクホイールのウエイト

 

自動車だろうが単車だろうが、タイヤ交換時に機械で計測し、重りを取り付けて重心を調整しています。延長を付けたまま走行したら重心がズレてしまうので、回転が不安定になって危険です。

 

なお、Vツインマグナちゃんのリア・ホイールは、重りを取り付けられない代わりにホイールの製造精度を上げて対応しているそうです。でも、タイヤの重さには偏りがあるので、本当に大丈夫なのか・・・。

ちなみに、新品のタイヤには黄色い丸印があります。これは、タイヤの最も軽い部分を示していて、通常、ホイールの空気入れ口がある場所に合わせて取り付けられています。