「ガソリンスタンドで空気圧点検」というブログを見かけることがあります。でも、メーカー指定の空気圧は「冷間時」の値です。走行したら温度が上がってしまうので、自宅で調整するのが一番です。
そして、必要な物は2つだけ。
- 自転車に使う空気入れ(ただし自動車・単車に対応したタイプ)
- 正確なエアゲージ
自転車の空気入れで大丈夫?と思う人もいるでしょうが、全然平気。タイヤの空気圧は、自転車も単車も自動車もほぼ同じ(200〜300kPa)です。だから、自転車用の口(英国式)と自動車・単車用の口(米国式)に対応していればオッケー。
この写真(↑)のように、英国式の口を引き抜くと米国式になるタイプを購入しましょう。写真上側の米国式の口は、上のレバーを垂直に引き起こすと解除、水平に倒すとロックされます。この要領で、英国式の口や自動車・単車のバルブに取付け・取外しします。
また、一番上の写真の空気入れのように、サブタンクがついているタイプを選ぶと空気入れが楽ですが、なくても問題ありません。
ただし、圧力は同等でも、空気の量は桁が違うことに注意しましょう。以前、アメ車のトラックに乗っていた頃は、寒くなって空気圧が下がる時期が大変でした。4本入れると、結構いい運動でしたね・・・。でも、電動のポンプなんて要らない要らない。お金かけずに筋肉で十分。
エアゲージは、安物でもかまわないけれど、誤差が10kPa以上あるし壊れます。電動ポンプに掛けるお金があるなら、旭産業のエアゲージを買いましょう。1万円台で購入できるので、こちらの方がおすすめ&重要です。
なお、自動車の空気圧は、運転席の扉の開口部に貼付されています。
単車の空気圧は、車載マニュアルを参照しましょう。
(↑)ね、冷えた時に測れと書いてあるでしょ。
それにしても、マグナフィフティの空気圧は低いですね。原付のくせにタイヤが太いから?でも150kPaだと、我が家の駐車場の段差を乗り越える時、不安を感じる・・・。