1年ほど前からだろうか?京急の英語版車内放送がアメリカ英語になった。個人的には、ズーズー弁のアメリカ英語が嫌いだけれど、神奈川県は米軍基地が多いから仕方ない。
でもね、ネイティブチェックしているの?と思うことがたまにある。例えば、最近では「object」の発音が気になる。
"This is the request to all passengers. Dangerous objects are not permitted on the train. If you see a suspicions object in the station building or on the train, refrain from touching it and tell crew member, station attendant or police officer or security guard on duty."
これ(↑)が、京急の「危険物」ではなく「危険品」についての英語放送。この中の「object」が聞き取れなくて悩んだ。何度聞いても「アーーティック」としか聞こえない。しかし、"object"か"article"ぐらいしか、近い発音の単語が思い浮かばない。最近、ズーズー弁が緩和された音声に変わり、「object」であることが分かった。
objectが名詞(noun)として使われる時の発音は、
ábdʒikt
ɑ́(ː)bdʒekt
objikt, -jeck
など。
辞書によって揺らぎが大きから、何が正解なのかさっぱり分からない。でも、「アーーブジェクトゥ」なんて発音は聞いたことがない。なぜ、京急の英語放送がこんな発音になったのか。どこの会社が開発した合成音声なのか?その会社はなぜこの発音を選んだの?気になって仕方ない。
多分、大した意味はないのだろう。"often" を「オーフン」と発音する人もいれば「オフトゥン」と発音する人もいる。"during" を「デュアリング」と発音する人もいれば「ジュアリング」と発音する人もいる。その程度の話だろう。
