クラッチレバーの戻りが悪くなったので、クラッチケーブルを交換することにしました。長男のレブル250と比べると、クラッチが重く、感触も悪い。250ccバイクのクラッチなんて小指で扱えるほど軽いから、劣化にまったく気付かなかった。えー

 

バーテックス製クラッチケーブル

 

購入したのは、バーテックス社のマグナ250用('94〜'07)純正長のクラッチケーブル。

 

クラッチレバー

 

まずは、クラッチレバーピポット(レバー根元のマイナスボルト)の取り外し。裏側の10mmナットを外し、マイナスボルトを抜きます。

 

アジャスターとロック

 

次に、クラッチのアジャスター(写真左側)とロックナット(同右側)の切れ目を合わせ、ケーブルごとクラッチレバーを外します。

 

レバーとケーブル

 

クラッチレバーの裏側から、クラッチケーブルを抜きます。

 

クラッチケーブルホルダ

 

ケーブルが通っている箇所を覚えながらケーブルを引き抜き、最後にエンジンのクラッチカバーの上部にあるクラッチケーブルホルダからロックナット(左側12mm)緩めて、クラッチリフターアームからケーブルを抜きます。

あとは逆の手順でケーブルを取り付け、クラッチレバーの遊びが1〜2cm程度になるようクラッチケーブルホルダ部分のアジャスターで大まかに調整し、クラッチレバーのアジャスターで微調整します。

 

ところが、どうにも新品のケーブルが届かない。ハンドル周りの取り回しをショートカット気味にしたら何とか届いたけれど、アジャスターをもっとも緩めてもクラッチに遊びがなくて、半クラ状態。ガーン

 

長さが違うクラッチケーブル

 

外して純正品(上の写真下側)と比べると、5cm程短い。これでは何ともならないから、販売店に相談。販売店が製造元に問い合わせても、なぜホンダ純正品と長さが違うのか不明。販売店から返金されることとなりましたが、さて・・・、どこの製品を買えばいいのだろう?ショボーン

調べてみると、アルキャンハンズの製品情報には、'98年式までと比べると'99年式以降は5cm短いなんて書いてある。俺のVツインマグナちゃんは'00年式だよ?ますますバーテックス社の製品が5cm短い理由が分からない。えーん

---<2019.8.25記載ここまで>----------------------

 
---<2020.2.10追記ここから>----------------------
今度は、真っ当に純正品の部品番号を調べるところから始めました。HONDA純正品のパーツナンバーは「22870-KCR-J20」。しかし、通販サイトに同製品が見当たらないので、NTB社製の互換品を購入しました。
 
NTB社製クラッチケーブル
 
パーツナンバーは「CHJ-06-172」。今度は長さバッチリ。ただし、このケーブルには、クラッチリフターアーム側のアジャスターナットは付属するけれど、ロックナットは付属しない。・・・既存のロックナットを使い回せばいいだけなので、困りはしませんが。
なお、新品のケーブルを取り付ける時は、外したケーブルと新品のケーブルを並べ、アジャスターナットの位置を合わせておくと、クラッチレバー側で微調整するだけで済みます。