5年ぶりに鶴見区にある「鴨南ばん」さんを訪問したので、ブログの写真やメニューを更新します。
鴨南蛮そばは、馬喰町の笹屋が始祖と言われています。その直系を名乗る「元祖鴨南ばん本家」が藤沢市湘南台にあり、元祖とは名乗らないものの、馬喰町の「元祖鴨南ばん本家」の系譜である「鴨南ばん」が鶴見区にあります。
鴨の冷がけ
Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO400, f1.8, 1/40a
こちらのお店は、蕎麦がとても美味しい。もちろん鴨せいろも美味しいですが、個人的なお勧めは夏季メニューの「鴨の冷がけ」。冷たい汁に脂っこさがないのに、合鴨の脂の風味が香る。合鴨の肉は、炙られて香ばしくて柔らかな絶品。
鴨の冷がけの器
Nikon D5500 + TAMRON製18-400mm, f3.5-6.3、ISO400, 300mm, f6.3, 1/5s
そして面白いのが、この大きな器には注ぎ口があること。蕎麦湯と一緒に蕎麦猪口が運ばれてくるので、この注ぎ口から蕎麦猪口に汁を注ぎ、蕎麦湯と飲みます。汁も蕎麦湯も美味しいから、いつも全部飲み干してしまうので、僕には注ぎ口は不要ですね。
夏季メニュー(2024年6月30日現在)
iPhone 13 Pro
お値段は、5年前と比べて150円ほど値上がりしていますが、潰れて欲しくない美味しいお店なので、値上げは歓迎です。
なお、店頭には、以下の屋号の由来が紹介されています。
屋号「鴨南ばん」の由来
鴨南ばんが、巷にはじめてお目見えしたのは、江戸時代後期の文化のころ。いまから溯ること約百八十年前のその昔に、馬喰町橋詰の笹屋がはじめてこのそばを品書きに加え、寒中のみの季節そばとして江戸っ子たちに大人気となった。その後、その人気を裏付けするかのように、馬喰町一丁目に、その名も「鴨南ばん」の屋号をかかげるそば処が誕生。以来このそば処は馬喰町くらかけ橋のたもとで代を重ね、日本橋馬喰町交差点脇に「元祖鴨南ばん本家」の暖簾がかかげられ、おかげさまで現在もますます繁盛。この鶴見の店も、その直系にあたるそば処です。
店主敬白
お店の場所は、こちら(↓)。島忠ホームズ新川崎店(住所は横浜市鶴見区)のすぐ近く。
Nikon D5500 + SIGMA製30mm単焦点、ISO200, f6.3, 1/160s
お店の東側、道1本隔てた道沿いに駐車場が2台分用意されています。