長男から、「父の日と誕生日プレゼントを兼ねて、欲しいものを言え」と迫られた。「バイク用のメッシュ・ジャケットでもいい。ただし、3万円以内な」だと。そんな高いもの買ってもらうほど落ちぶれてねーよ。![]()
そこでお願いしたのがコレ(↑)。「せぼね君ルーペ読書用 スタンドタイプ」。近くが見えなくなって、手書きで細かい字を書くのが辛くなってきた。契約書などに目を通すためにルーペは必要ないが、捨て印修正で細かい字を書き込む時にはとても助かる。![]()
今までの人生でメガネを使った経験がないから、老眼鏡に慣れ親しむことができる気がしない。まして、1万円もするなんちゃらルーペとかいうダサダサメガネは、家族揃って「あれはない」。だから、多少、視力が変化しても使えるだろう安い製品を。
しかし、はぁ・・・、歳を取るって切ない。![]()
学生時代まで4.0以上の視力(倍以上の距離から2.0が余裕で見える、木星の4つのガリレオ衛星のうち、3つは裸眼で判別可能)だったから、早々に老眼になることを覚悟していた。そして老眼の足音に気付いたのは30代後半。そこから視力維持に努めてきたが、今や遠くも近くもハッキリ見えない役立たず。身体能力の劣化は、劣化の速度を遅くすることはできても、劣化そのものを止めることはできない。人間、誰しも平等に死に向かって生きているってことだ。![]()

