僕はカソリック教徒でもないし、パリに居住したこともない。
ただ、出張のついでにノートルダム大聖堂を小走りで観光しただけ。
だが、あれほど美しい文化遺産が火災に遭うなんて、心が痛んで止まない。
この双塔のファサード(正面)を何かで見たことがある人は多いと思う。
真ん中の丸いところが、有名な3つのバラ窓の1つです。
このファサードの裏側には、フライング・バットレスと呼ばれる構造に支えられたアルコーブ(半円形の天井)の回廊や教壇、祈祷場などがあります。
この付近が、火事で崩壊した尖塔の真下。
奥のバラ窓は、聖堂南側のバラ窓です。
別の角度から撮影した南側のバラ窓。
ファサードの反対側、聖堂の東端にある祈祷場のステンドグラス。
消防士が懸命に貴重な品々を運び出したとニューズで聞きましたが・・・、ステンドグラスは運び出せないよね。
修復工事の前に外したのは、数々の彫像の話ばかり。
なるべく多くの運び出せなかった装飾品が残されいたら・・・と、願わずにいられない。
宗教大嫌いな僕だけれど、さすがに850年の歴史を誇る文化遺産の惨事に心が痛む。
寄付の受付はどこだろう?
無神論者からの寄付でも受け取ってもらえるならば、心ばかりの寄付をさせて欲しい。