猿でもできる単車メンテナンス情報です。Vツインマグナ、レブル250共にバルブの型は「H4」です。
【目次】 |
- ライトの取外し
ライトの下側左右に取り付けられている8mmボルトを外します。
1/2インチのラチェットも入らない場所だから、少々面倒くさい。
- カプラーとダストカバーの取り外し
ライト裏側中央にある三端子カプラーと、その周りにあるダストカバーを外します。
- バネ(リテーナー)の取り外し
ライトバルブの裏側を固定しているバネ(リテーナー)を、窪みから外すとライトバルブを取り出せます。
あとは、新しいバルブを挿入し、手順を逆に取り付けるだけです。
---<2019.2.24記載ここまで>---------------------
---<2020.7.12追記ここから>---------------------
- 注意!
前述のバルブ(↑)は、250時間程度の使用で片面点かなくなりました。これだからAmazonの評価はあてにならない。怪しげな中国製品にはサクラのコメントがいっぱい。中国製を購入する際は、最低限、「サクラチェッカー」を使って確認しましょう。
- 買うなら国産品
「スフィアライト」のライジング2を購入しました。本当は、安くて取り付けが簡単な同社のライジングαを狙っていたのですが、残念ながら在庫なし。他の製品より小さなヒートシンクを採用している同製品を選びました。
製品には、コントローラーを固定するための結束バンド、ヒートシンクの干渉を避けるためのリテーナー(バネ)が同梱されています。Vツインマグナちゃんには、同梱のリテーナーを使う必要がありません。
- ダストカバー
さて、どうやってダストカバーを取り付けようか?と悩んでいたら、なんと座金が外れるように設計されています。このため、本体から座金を外してライトに取り付けて、リテーナーで固定し、そこへダストカバーを取り付け、最後にライトバルブを差し込みます。
- 取り付け
あとは・・・、何とかコネクターやコントローラーを上手く押し込んで取り付けです。ライトの下側は光軸調整機構の邪魔になってしまうので、余分な配線を下側に逃しつつ、コネクターもコントローラーも上側に無理やり押し込みましょう。
取り付け後、早速、南郷・龍神・新沢トンネルを走って明るさを確認しました。さすがお高い製品なだけあって、明るさも光のチリ具合もバッチリ。アホな中国製に手を出した自分が恥ずかしくなりました。
なお、ついつい色温度が6000ケルビンの製品を買ってしまいましたが、視認性を考えるなら4500Kの方がオススメです。昆虫並みの脳しか持ち合わせていないので、NAPSで展示品を見た結果、青色の光に吸い寄せられてしまいました・・・。
- ラチェット購入
ついでなのでKTC製のラチェットめがねレンチ(8mm)も購入しました。メガネレンチでちまちまネジを回すのが面倒臭くなって。こんなに小さいのに、ラチェット側の耐用トルクは30Nm。本締めに使えるほどです。こちらもお高いけれど、KTCらしいカチっとした使い心地に大満足です。
---<2020.7.12追記ここまで>---------------------
- ライトカバーの取外し
前照灯の左右やや下側にある、5mmの六角ボルトを外します。
カバーは柔らかいプラスチック製です。車体の後方にズラして爪を外し、軽く左右に広げるようにして上に引き上げて外します。
- カプラーとダストカバーの取外し
バルブの端子に刺さっているカプラーを外し、ダストカバーを引き抜きます。
ダストカバーは、平らな部分がある場所が上側です。取り付け時にココを上にして、取り付けてください。
- リテーナーの取外し
下の写真は、上側から撮ったものです。写真の左側(アクセル側)にリテーナーを引っ掛ける凹みがあるので、リテーナーをつまんで外すとライトバルブを交換できます。
あとは、逆の手順で戻すだけ。Vツインマグナちゃん同様に、こちらも超簡単。必要な工具は、5mmの六角だけ。Vツインマグナちゃんと違い、ラチェットレンチが入る空間があるから楽なものです。