長男のレブル250も僕のVツインマグナも、いわゆる「アメリカン」に分類されるバイクです。しかし、レブルちゃんは「ボバー」、Vツインマグナちゃんは「ツアラー」。簡単に言うと、軽量化して高速化を狙ったアメリカンが「ボバー」、長距離を快適に走破することを狙ったアメリカンが「ツアラー」です。

 

レブル250納車

 

レブルちゃんは無駄な装備がなく、タンクも小さく細い。ステップの位置は高く、カーブで倒し込んでもステップを擦ることはない。ハンドルも幅が狭く、前傾姿勢とまでは言わないが、意外と前に体を持っていかれるスタイルです。

 

ウインドシールド

 

これに対し、Vツインマグナちゃんはステップの位置が低く、ハンドル幅が広くて手前にある。楽な姿勢で運転することを狙った設計になっています。

この生い立ちの違いから、Vツインマグナちゃんはシート下に収納場所があるけれど、レブルちゃんの収納スペースはゼロ。同じアメリカンでも全く別物、ボバーに無駄は許されないのです。ニヤリ

 

さて、バイクは、登録証(250ccは軽自動車届出済証)と自賠責証明書(自賠責保険証明書)を常備することが法令で定められています。このため、長男は、リュックなどに登録証と自賠責保険証を入れてバイクに乗っていました。面倒臭いですよね、いくら何でも。そこで、シートの裏にゴムひもで登録証と自賠責保険証を挟み込むことにしました。ニコニコ

 

軽自動車届出済証と自賠責保険証明書


しかし、これが大変!アンコ(ウレタン:何故か昔からバイクシートのウレタンをアンコと呼ぶ。)が詰まっていて、簡単にものを通せるような状況ではない。そこで、細めのコルゲートチューブに針金を通し、アンコを指で押さえながら少しずつ通しました。(上の写真には写っていませんが、自賠責保険証の裏にはもう1箇所、左から2/3ぐらいの場所に穴があります。)

苦労しながらコルゲートチューブを送り込み、先が見えたらラジオペンチで引き抜く。コルゲートチューブが貫通したら、そこにヘアバンド用のゴムひもをビニールテープでぐるぐる巻きに。慎重にコルゲートチューブを引き抜いて、ゴムひもを通しました。「針金を通すだけでいいんじゃない?」と思う方がいると思いますが、針金はアンコに刺さるだけで、どうにも前に進まないんですよ。えーん

 

上の写真では、ゴムひもの片側にカニカン(引き輪)を取り付け、もう片方をもやい結びにして留めています。でも、こんなことしなくても、普通にゴムを結ぶだけで十分です。我が家は手芸好きが多いからこうなっただけなので、気にしないでください。ニヤリ