単車に乗り始めた長男も僕も、ナビがない不便さを感じていた。
- 事前によく道を調べても、些細なミスからスマホに教えを請うことに。
- ナビがなけりゃ、進行方向や周辺の混雑状況が分からない。
不慣れな場所へ行く時はもちろん、近場であっても地図と渋滞が表示されるのは便利。
◯長男と僕の出した結論
バイクのナビは、これ(↓)で十分。
タンクバッグ+スマホ(タブレット)+モバイルバッテリー。上の写真ではiPhoneの地図が暗くて判別困難ですが、これは写真だから。肉眼では十分判別できます。
長男(とレブル250)は、通信回線付きのiPadを持っているので左のタンクバッグ。マグナちゃんはタンクに速度計があるから、iPhoneがすっぽり入る小さなバッグです。給電用のUSBを取り付けることも考えましたが、結局、取り付けが面倒臭いし既にモバイルバッテリー持っているからタンクバッグだけで済ませました。
そもそも、海外では盗難に遭うから携帯型(ポータブル)ナビが主流。自動車の外からナビが見えていたら、ガラスを割られて盗まれるのですよ。ナビは、取り外しを前提とする方が安全でしょう。
◯ナビ専用機の行く末
バイク用のナビを考えた時、長男も僕もナビ専用機は最初から頭になかった。
なぜなら、耐久性が高いことしかメリットがないから。ナビ専用機は耐久性に考慮して作られた結果、高くて遅くて容量が少ない。これに対し、タブレットやスマホは動作が早く、地図は常に最新、ネットから情報をいくらでも集められる。その昔、ワープロ専用機があった時代のことを覚えている人なら分かると思う。今の時代、ナビ専用機は時代遅れとなったワープロ専用機と同じではなかろうか。
僕が自動車に使っているナビは、15年ほど前のカロッツェリア(パイオニア)製。でも、ナビ専用機は、この当時から進歩がないように思う。仕事柄、あちこちでレンタカーを借りるけれど、ナビが酷くてうんざり。もちろん、内部はカーナビ・メーカーが作っていることは知っていますよ。でも、自動車メーカーお仕着せのインターフェースは、まるでスティーブン・ジョブスの真逆を行っているかのよう。
15年落ちのパイオニア製サイバーナビの地図の色使いは、自動車メーカーお仕着せナビより遥かに見易い。僕は、進行方向を俯瞰しやすいよう画面半分をバードビューに、どちらの方向に進んでるかを把握できるよう半分をノースアップ(北が上)表示に。安い自動車メーカーお仕着せナビでは、こんな2分割表示どころかバードビューすらできない。そして、15年前のナビと変わらない起動速度に画面切り替えの鈍さ。パイオニア製ナビのように、その日に合わせた服装で現れる「ナビ子さん」のような愛らしい存在もない。
さらにイラっとするのが、接続先を間違えていること。自動車の故障や異常を検知したら、それを自動車メーカーやディーラーに伝えてくれるのはありがたい。だが、それ以外の情報はネットに叶うわけがない。住み分けを履き違えるのも、ほどほどにして欲しい。
◯ナビを用意した理由
これ(↓)が、近々僕の相棒になる予定だから。
原付マグナちゃんは、多摩地区で一人暮らししている次男坊の元へドナドナです。元々、仕事に疲れている次男坊のため、気晴らしになればと思って買った単車だし。長男は、「なんだよ次男は役得かよ」と不満げだが、世の中そういうものだ。www
さて、天気の良い週末を選んで、次男坊の元へ原付マグナちゃんをドナドナしまーす。(※ 「ドナドナ」の意味が分からない方は、父母に尋ねてください。)