多くの欧米人が知っている本なのに、日本では知られていない本があれこれある。その1つが、ジョージ・オーウェル氏の「1984」。「ビッグ・ブラザー」といえば、欧米では注釈をつけなくとも通じるのに、日本では大半の人が「は?」となる。![]()
昨年、チャールズ・ロバート・ジェンキンス氏が急逝され、慌てて彼の自叙伝「告白」を読んだ。とても興味深い内容で、一気に読み進みました。
モノホンの「ビッグ・ブラザー」が支配する世界でも、真実を知っていれば洗脳されないこと。マスメディア(マスコミ)の「知る権利」は、庶民が事実を知ることにつながっていないこと。過去を悔やむことと、人生をやり直すことは別問題であること。素晴らしい自叙伝と思います。
そして、ハッピーエンドでもある。![]()
素晴らしい自叙伝をありがとう。故ジェンキンス氏に敬意を込めて。m(_*_)m
