昨日、マグナフィフティで走っていたらガス欠。ショボーン

燃料コックをリザーブに回し、ガソリンスタンドへ(キャブの単車は、ここが好き♪)。

300kmほど走ったのに、6リットルしか入らない。びっくり

これだけ走っても、たったの750円ですよ。爆  笑

 

GSのレシート

 

さて、前置きが長くて御免なさい。

本日のテーマは、正しい燃費の知識について。ニコニコ

理由は、日本人はカタログ通りじゃなくても怒らない平和主義民族だから。えー

自動車の本当の燃費が知りたければ、米国EPAのサイトへ行きましょう。

 

http://www.fueleconomy.gov/feg/findacar.shtml

 

画面の左側から、年式、製造メーカー、車種を選ぶだけ。

例えば、トヨタプリウスを検索します。

 

http://www.fueleconomy.gov/feg/PowerSearch.do?action=noform&path=1&year1=2018&year2=2018&make=Toyota&baseModel=Prius&srchtyp=ymm

 

MPGとは、Miles Per Gallon (1ガロンで何マイル走るか)です。

1マイル = 1.609344キロメートル、1ガロン = 3.785412リットル。

すなわち、1MPG = 1.609344km ÷ 3.785412L = 0.42514368km/L です。

City 58MPG、Highway 53MPG とは、街乗り24.7km/L、高速22.5km/h ということになります。

では、トヨタの日本国内の公表値はどうでしょうか?

 

http://toyota.jp/prius/

 

おやおや、37.2km/hも走ると豪語していますよ。えー

では、米国のTOYOTAではどうでしょう?

 

https://www.toyota.com/prius/

 

54/50MPG、街乗り23km/L、高速21.3km/Lです。

おやおや、随分本国と違うし、EPAの公表値に近いですね。口笛

 

僕が日本が平和と言う理由がコレです。

日本でも、車の燃費がカタログ通りではないことが公然となっているのに、誰もが黙認している。

米国で日本と同じ燃費を公表したら、プリウス所有者から「ガソリン代払え!」集団訴訟となります。

(嘘と思うなら、マツダRX-8の馬力問題を検索しましょう。)

集団訴訟が良いか悪いかは別にして、公然と嘘が「政府認定数値」(JC08モード)としてまかり通るのは、いかがなものでしょう?プンプン

 

米国EPAは、日本で言えば環境省。

自動車メーカーから訴えられるリスクを冒してまで、実燃費を公表し続けている。

かっこいいですね、国民のためにガチで産業と戦うお役所なんて。
日本は、産業と国会と政府が切っては切り離せない関係。

高度経済成長期はそれで良かっただろうけれど、今となっては?

様々な公害が大問題になったのは、産業と規制当局がなぁなぁだったから。

その結果、厚生省(当時)の一部が切り離され、環境庁(現環境省)が発足したはず。

でも、環境省はEPAになれなないヘタレ。

だから、日本で日本国産車の燃費が知りたければ、米国の役所を頼らなきゃいけい。ムキー

 

ツーリングスタイル

 

さて、燃費が良いというハイブリッド車とはいえ、10年前に絶版になったマグナフィフティの燃費に遠く及ばない。

原付一種は、軽四と同じく日本のガラパゴス車種だが、燃費はすこぶる良い。

本気で温暖化ガスを規制するなら、マイカー通勤は原付一種に規制すれば良い(積雪時を除く)。爆  笑