久しぶりにコストコでお買い物。
買いたかったのは、ホテルブレッドとトルティーヤチップス。
だが、トルティーヤチップスの在庫がなかった。
代わりに、カークランドシグネチャー(コストコホールセールのプライベートブランド)のキャノーラオイルが復活していた。
キャノーラオイルのラベルに"Neutrients Fact"が見当たらなかったが、米国製と書かれているからトランス型脂肪酸はゼロだろう。
日本はトランス型脂肪酸の規制が甘いから、このオイルの再販は助かる。
でも、コストコは、在庫管理が雑で経営戦略が下衆だから好きになれない。
一度、倉庫店に在庫がなくなると、次はいつ補充されるか謎。
(キャノーラオイルは、ここ1年ぐらい見かけたことがなかった。)。
日本法令の「努力義務」なんて全力無視。
容器リサイクルなんて知ったことじゃなく、プラスチックトレイで小売するくせに使用済みトレイの回収に協力しない。
この点は、同じ米国企業の Apple も同じ。
Apple Store で交換用バッテリーを売るくせに、不要バッテリーは引き取らない。
自己利益最優先の米国企業らしいね。
リサイクルに非協力的な企業は、積極的に行政府が非難を表明すべきだ。
例え米国で訴訟問題にされたとしても、余裕で勝てると思うよ。
ところで、買い物には優先すべき事柄がいろいろある。
価格、味、効用などなど、その要素は商品によって変わる。
そんなあれこれ考えると、コストコに買いに行きたい商品はそう多くもない。
年会費4,500円を払う価値があるのか?疑問がある。
俺はマクロ経済、長男はミクロ経済を専攻したから、経済学的な観点からも議論したが結論は出ない。
では、どうしたか?
買い物とは、これがお得!とか、これが美味しい!などという、人の心の満足のための1つの活動であると考えることにした。
すなわち、気持ちの満足が最大の関心ごとであり、緻密な計算なんて二の次でいい。
年会費が高いか安いかは、気分で判断すればいい。
ごめんなさい、アダム・スミスさん。
人間は、ソロバンを弾いた結果より、自分の気持ち、自分の満足が大事なんです。
神の見えざる手は、ただの妄想と思います。