保険の勧誘を煩わしく思っている人は、きっと俺だけじゃないだろう。

 

僕の勤務先には、ただでさえ煩わしい渉外の中でも、さらに面倒臭いタイプが来る。「クォーター通信」と記されたチラシを配って回る、自称クォーターの女性渉外員。そのチラシには、日替わりの英単語問題がある。「挑戦してみませんか?」と、少しばかり日本人離れした顔つきの彼女は言う。

 

うまい戦略と思う。日本ほど、外国語コンプレックスを抱える人が多い国はないだろう。営業は、会話に引き込まなきゃ始まらない。自分の外見と相手のコンプレックスを利用した、うまいきっかけ作りだと思う。ただし、嘘がなければね。www

 

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これ(↑)を読んでいると、くだんのクォーターが寄って来た。ニヤリ

 

渉外:「どんな本を読んでいるんですか?」

俺様:(表紙を見せる。)

渉外:「ロバート・ジュニア・す、す・・、スエヤー?ですか?」

俺様:「ソーヤーだよ。」

 

渉外:「ああぁぁぁ、あははは、えっと・・・タイガー?ですか?」

俺様:(びっくりした顔で)「・・・トリガーズだけど?」びっくり

渉外:「やだ!英語できないってバレちゃう!」

俺様:(あーあ、自分でバラしちゃったよ。)ニヤリ

 

そんなわけで、彼女の戦略は、もう僕がいる事務所では通用しない。人間、使える手管は全部使うべきと思うけれど、嘘やハッタリは(可能な限り)使わない方がいい。不正直だし、嘘はいつかバレるし、そのしっぺ返しは痛い。口笛