昨日は、混雑する週末を避けて「ボート・ショー」へ行ってきました。
相方(台風を連れ回すほどの雨女)の都合に合わせたら、寒い雨。
くっそぉー、俺は超晴れ男なのに、たまに負けちゃう。w
ボート・ショーの会場は2箇所、パシフィコ横浜と横浜ベイサイドマリーナ。
両会場間は、無料シャトルバスと有料シャトルボート(1,000円)で行き来できます。
ただ眺めるだけの訪問だから、昼食を食べて両会場を回ろうと考えました。
鳥浜(ベイサイドマリーナ)に美味しい店はないけれど、桜木町(パシフィコ横浜)には色々あるので、「桜木町でお昼 → パシフィコ横浜 → ベイサイドマリーナ」コースで。
昨日は、野毛坂の「KIKUYA」で美味しいカレーを。
ちょっとお値段は高いけれど、ここより美味しい日本人向けカレーを僕は知りません。
個人的には、チキン・カリーのバター・マサラがオススメです。
(写真は、野菜&ビーフ・カリーのカシミール、ご飯150g。)
そしてボート・ショーのパシフィコ会場は、一番上の写真のような雰囲気。
パッと見モーターショーっぽいけれど、趣は異なります。
まず、コンパニオンがほぼいません。
よって、コンパニオン目当てのオタクどもも皆無。(ひゃっほー!)
そして展示される商品は、モーターショーと桁が違います。
PWC(Personal Water Craft: 水上バイク)は安いけれど、プレジャーボートは数千万から数億円なんて当たり前。
ブルジョワ向けのショーだけあって、コンパニオンで注目度を上げるような下世話な祭典ではないのでしょうね。
ボート・ショーなのに高級車ブースもあります。
東京ではあらゆる車が走っているけれど、さすがにマクラーレンは1度しか見たことがありません。w
マイバッハやロールスロイス・ゴーストのような我が家より高い車が当たり前に走っていますが、億もするブガッティやパガーニは一度も見たことがありません。
一度ぐらいお目にかかりたいものです。www
パシフィコ会場には、ダイナースクラブ(三井住友トラストクラブ)のブースまでありました。
ふらりと寄ってみると、ダイナースカードを見せるだけでシャンパンを一杯いただけましたよ。
そしてベイサイドマリーナへの移動は、せっかくだからシャトルボートで。
バスに揺られて移動なんて、横浜っぽくない。
横浜市歌からして、船の往来の賛歌(作詞:森鴎外)なんですから。
国立大ホールの裏手にある桟橋でチケット(1人1,000円)を購入し、60分海の旅。
楽しめたけれど、天気が残念でした。
驚いたのは、ボート・ショーの会場ではなくベイサイドマリーナそのもの!
ベイサイドマリーナは何度か訪問したことがありましたが、係留所をしげしげ眺めたことはありません。
シャトルボートが港へ入ると、数百万から数千万円のプレジャーボートが鈴なりに係留されていて、その脇には軽く10億以上するような巨大クルーザーがドーンドーンドーンと係留されています。
いったい総額はいくらになるんでしょう?
先進国の中では貧富の差が小さい日本なのに、「金持ちいっぱいいるよ」と見せつけられた気分です。
この圧巻の眺めを見るだけでも、ベイサイドマリーナ会場へ行く価値があるかもしれないですね。
そして、家族へのお土産は、なぜか鯖寿司。
パシフィコ横浜の会場には、なぜか郷土品のブースまでありました。
船に乗って遊びに来いってことでしょうか?
無理です〜、東京湾の外までクルーズできるような巨大クルーザーなんて、俺の生涯収入でも桁が足りません。
でも大森寿司の鯖寿司は、家族に大好評!!
理由は簡単。
妻も僕も西日本で育ったし、妻の実家で暮らしたこともある息子たちも西日本の味に馴染んでいます。
関東の人は酸味が強い酢飯が好きだが、西日本は甘い酢飯の地域。
試食で甘い酢飯にガッツリ心を鷲掴みにされ、大人買いしちゃいました。
さてさて、ボート・ショーは夢を見るのにちょうど良いイベントと思います。
小金持ちから大金持ちの世界を垣間見られるから。
個人的には、夢を見るならTDLやTDSより断然こっちです!!