この1月ほどで、LINEのCMを見て600ポイントも当たった。
俺以外の家族は誰も当たっていないのに。
でも、これはたまたまの偶然と笑い飛ばせる。
しかし、自分の人生を振り返ると、悪運の強さがハンパない。
・受験に失敗。その結果、滑り止めの大学で生涯の伴侶に出会う。
・就職に失敗。その結果、大再編(大崩壊?)の金融界に入らずに済んだ。
・出世に失敗。その結果、なぜか楽しいロビー活動に従事できた。
これはほんの一例に過ぎない。
僕は、GHQに農地を没収された没落地主の家に生まれた。
それなのに、俺のことを「大家の息子」と親から聞かされた上級生たちに妬まれて、理不尽ないじめを受け、ひねくれ者に育った。
でも、いつも悪運が俺を救う。
なぜか、降りかかる不幸は必ず幸運の入り口に転ずる。
でも、本当は運なんてものは、あまり信じてはいない。
運があるのではなく、幸運は自ら引き寄せるもの。
不遇はとっとと諦めて、幸運を探しに行く。
それが、僕の悪運の強さ。
不遇なんて、多かれ少なかれ誰にでもある。
考えなきゃいい、自分の気持ちを乱す避けようのない不幸なんて。