パリのネタをもう1つだけ。(^^)
以前、「関東にも南北格差!?」という記事に書きましたが、関東でも地域によってはボタンを押したり、手動でこじ開けなきゃ電車の扉が開きません。
おフランスのメトロは、全路線が同様。
手動操作で扉を開けなきゃいけません。
新しい車両であれば、ボタンを押して。
古い車両であれば、こんな(↓)ハンドルをくるっと回して。
駅に停車する直前、「プシュ」という音ともに扉を開閉するシリンダーに空気圧が充填されます。
ボタンを押すにしてもハンドルを回すにしても、この音が聞こえたら扉を開ける。
もちろん、まだ車両が停止しきれずに動いていますが、パリジャンもパリジェンヌもお構いなし。
もたもたしていると嫌な顔をされるので、ご注意を。
嫌な顔と言えば、欧米のどこへ行っても欧米人は例外なくマナー違反に対して露骨に嫌な顔をしたり不平の声をあげます。
エレベーターや建物出入り口とか、レディーファーストができなきゃ男女両方から非難される。
スープをズズーと音をたててすするとか有り得ない。
食べ物を取り分けるのも、お酒を注ぐのも男の仕事。
女性にお酌させようものなら、強烈な嫌悪感を示す視線の集中砲火を浴びることになるのでご注意を。
欧米へ仕事へ行くのであれば、語学の他に欧米流のマナーも身につけましょう。
オマケ画像は、パッシー駅近くのセーヌ川のほとりから。