シネマトグラフの不親切な説明書。 -75ページ目

光るものすべてが金ではない。

タイトルは西欧の古いことわざでございます。


幾度となく出演して頂いた役者の皆さんの芝居に足を運んでいる。

これっぽっちも面白くなく、拷問のような2時間を耐える舞台もあれば…。

2時間があっという間に終わってしまう、感動に満ちた芝居も中にはある。


これから夏になるから、エアコンの効いてない芝居小屋は苦痛との戦いになるだろう。


しかし、どんなに素晴らしい芝居を演じても来ている客は身内ばかり…。

友達や昔の共演者や家族…これじゃ発表会じゃないか…。


自主映画の上映もほとんど同じ。来るのは身内ばかり。

あるインディーズ作品上映の映画館の関係者だった人に話を聞いたことがある。

一度の上映で、監督と全く関係無い人が3人くればかなりのものらしい。奇跡に近いらしい…。


そこで制作者たちは客の呼べるキャストに出演してもらったり、動画サイトでバンバン予告を流したり…。

客を呼ぶために試行錯誤を繰り返している。


今現在、商業映画でさえ客足が減っている状況…。


しかし、未だこれという方法が見つからない。見つかってたら皆やっているだろうけど…。


見た目がいいだけの商業映画に惹かれるのはわかるが、全てが価値あるものとは限らない。

本質の美しいものが、見た目がいい訳ではない。


まぁ、これはセルフプロデュースの領域であって、ホントこれだけはため息が出ます…。