*以下、ちょっと汚い話になりますのでお食事中の方は閲読をお控え下さると幸いです。

 
 
で、本題に入りますと、ほら、一昔前、アメトークで「お腹ピーピー芸人」みたいの流行ったじゃないですか。
 
大きい方の便が近かったり、緩かったりする人の苦労を話すみたいなやつです。
 
 
ただね、「銀座で一番のお水」を自称する私からすればね、お腹ピーピーとかまだまだぬるいんですよね。
 
 
こちとら、水分をちょっととっただけで、下○がマグマのごとく噴出するレベルですからね。
 
 
もはや大きな便が固形化したこともなければ、1日の回数が10回下ったことないですからね笑
 
 
そんで、さすがにこれ病気じゃね?
 
 
てか、腸の状態と脳の状態って相関性があるらしいから、脳の状態良くするためにも治療have toじゃね?
 
 
ってなって2年前くらいに胃腸科に行ったわけでよ。そしたら、医者にこう言われたわけです。
 
 
「腸の状態を直接良くする方法はないっす。腸はストレスの影響を受けます。ストレスのかかる物の考え方しすぎなのでは?もっとストレス解消できる楽しいこと見つけて下さい(ニヤリ)」
 
 
それができないからお前んとこ来てんだろ、メーン!?
 
 
って盛大に必殺クロスチョップを医者に喰らわせそうになりましたよ、いや、まじでホントに。
 
 
 
 
少し脱線しましたが、話を本筋に戻しますと、
 
つい先日、City Boys&Girlsの皆さんはご存知ないかもしれないですが、KOFU? という風林火山 by 武田信玄 (from孫子の句)なところのホテルに泊まってたんですよ。
 
 
で、夜、駅前で名物の鳥モツ的なモノを食した後、レバーやっぱあんま好きじゃねえなとかブツクサ言いながらホテルへの帰る途中で、まあヤツが猛烈な勢いで僕の腸を下っていくのが分かったわけですよ。
 
 
まさに、「風雲急を告げる」ってやつですね。
 
 
そこでホテルまでは何とかたどり着いて、1階のロビーにある共用トイレに駆け込んだわけですよ。
 
そんで、まあ、何とか事をなして、ふー助かったという安堵感と多少の放便の快楽(?)に浸った後、トイレットペーパーを取ろうとあのカランカランするやつに手を伸ばしたその刹那・・・
 
 
打ち震えましたよね、完全にやっちまったと。
 
 
紙が使用済みでトイレに一切ないんですよね。
 
 
ほら、東京だとそこらへんの公園のトイレにも
替えのトイレットペーパーが便器の上や棚に置いてあること多いじゃないですか。
 
 
 
正直、華の大都会、東京で僕はトイレサバイバーとしての本能を知らぬ間に削がれていたんですかね。
 
 
確かに、トイレ入る前に紙があるか確認するのは我々の業界では鬼の10則(by 電○)の1つであり、
これを怠ることは世論を操作する誇り高き広告マンとしてあるまじき事態、と等価的な感じなんですよ。
 
 
ただね、お腹緩い同士の方々なら分かって頂けると思うんですけど、ギリギリのときって紙あるか確認する余裕ないんですよね。なんせ駆け込み寺的な状況なわけですから。
 
 
要は漏れるか、紙がないかのリスクどっち取るかって話なんで。うん、酷な話ですよ、ホント。
 
 
ただこの状況で手をこまねいてるだけでもしょうがないので、僕も足りない頭をフル回転して以下2案を考えたんですけど、結局ダメだったんですよ。
 
① 他にトイレに来る人にホテルのフロントに事情を伝えてもらう。
→20分経ってもトイレに誰も来ず。
 
② エイジョリアーンと大声で叫ぶ。
→トイレはフロントから隔離されていて声が届く可能性なし。
 
 
 
この時点で焦りは消えて、逆に茶をたしなむ利休かのごとく便器で落ちついちゃいましたもんね。万策尽きて諦めると人って無の境地に達しちゃうんすかね。
 
 
ただね、この無の境地に達した瞬間にね、実際にあるもんなんですね。
降ってきたんですよね、天啓が。まさに仏の言葉ですよ。徳は普段から積んでおくものですね。
 
 
「ほれ、お前のポケットには何が入っておるんじゃ?
それでホテルにフロントに連絡すればええんじゃないかのう?」
 
!!!!!!!!!!!!!!!!!
 
 
 
そんで、気づいたときにはポケッツからスマホ取り出して、gmail開いてホテル予約完了メールに記されていたホテル電話番号にTELってましたよね。
 
 
私:「あの、すみません、現在、私は御ホテルの1階のトイレを利用しておりまして、紙がないので持ってきていただくこと可能でしょうか?」
 
 
フロントメン:「ふえ??鍵?? 鍵をおなくしですか?」
 
私: 「いえ、トイレットペーパーです!!!」
 
フロントメン:「失礼しました、大変申し訳ございません。今すぐお持ち致します。」
 
 
勢いで電話したものの私も要求と状況をフロントの方に説明するのにテンパりましたよね。
 
 
わずか数メートルの距離にいる人間にトイレットペーパー持ってこいと電話で頼んでいるわけですから。
 
 
そしてフロントマンも何の電話受けているのか分らないですよね。
 
 
普通こんな電話、フロントマン人生の中でかかってくることがないでしょうから。
 
 
そして、すぐフロントマンがトイレに来てくれてトイレットペーパーを2ロール、上から渡してくれました。
 
 
何で補助用のもう1ロールを俺がセットしなくちゃいけないんだ、メーン?
 
 
と若干思いはしましたが、そこは抑えて、感謝の意を述べ、私はお尻をクリーンにすることに勤しみ、事なきを得ることができました
 
 
 
 
で、結論として、この駄長文で僕は何を言いたかったと言うと
 
 
携帯電話(スマホ)の本質は緊急時の連絡ツールでもあるということです。
 
 
 
我々はスマホでを用いて、
 
・自己肯定感の低さから、インスタ、Facebookではリア充自慢の写真をひたすら挙げ、twitterでは他者を貶め自分は賢いのだと顕示し続けている。
・一人でいてもLINEの連絡応答で他者に縛られる。
・飯を食べる場所は食べログを見ないと決められない。
・すぐ暇だとyoutube観てまう。
・ポケモンGOやってレア種や言うて公園に集まってヤバい人みたいになってまう。
 
 
 
考えてみると、スマホのスマートな部分に我々はハイパー依存してしまっています。
 
 
 
「でもね、ちゃうやん! 携帯電話(スマホ)は電話やん。連絡ツールやん。
そこんとこ忘れんといてや!」と草葉の陰から信玄公に教えられた気がします。