現在、サッカー日本代表の川島選手のプレーへの批判が世を賑わしていますが、この批判自体がサッカーだけに限らず日本の企業や行政ひっくるめた日本社会の現状をよく表していると思います。



結論を言えば、川島選手のミスにより失点した責任は、川島選手を日本代表GKとして先発出場させた監督、強いてはその上の日本サッカー協会にあるわけで、批判としては彼らへの任命責任という形で行われるのが当然の論理であり、川島選手自体を非難するのは笑止千万、片腹痛しだということです。


企業も役所も同じだと思います。。
部下のミスの責任を負うこと、つまりは任命責任を負うことが上司の本来のお仕事です。彼らはそのために管理権限を付与されているわけですから。


そして、本件に関しては、川島選手が大会前から調子が悪いことは周知の事実であったわけですからなおさらです。


今回のように管理者側でなくプレイヤーの方を直に批判する姿勢は社会の「責任の空洞化」につながり非常によろしくない兆候だと思います。まあ、もう内閣、省庁は既にバリバリそうなってますが笑