Crush 16 | EXO's World 。… .:*:・'°☆

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カメ更新ですが気長によろしくお願いします

side C




「俺も。チャニョルがすき!」

耳まで真っ赤にして俺に抱きつくベク。



もう、ほんとに可愛すぎる!


ダメ。我慢できない!
キスしたい!



身体は正直でベクを抱き上げてキスをする。
俺のすきをいっぱい伝わるように何度も。


「幸せ!」

「ん、、俺も、ンン、」


すると、ベクは俺の顔をその綺麗な手で包むと唇を重ねてくれた。



"すき"



初めてのベクとのキスは、頭の芯が蕩けちゃうくらい幸せで。
唇から伝わる想いがどっちのかわからないくらい溶け合っていく。






ほんとは怖くもあった。

ベクが好きすぎて

重いって思われるんじゃないかって

嫌われちゃうんじゃないかって。




でも、今はそんなことない。



こんな俺でも好きだって言ってくれて、こうして俺の腕のなかにいる。



すきだよ。
これからもずっとベクだけ!



俺は君ので
君は俺の。















「なぁ、チャニョル。」

手を繋ぎながらみんなが待つ控え室へと向かう。

思ってたよりも遠くて、本番に間に合うか携帯の時計を見ながら急いだ。


「ん?」

「お前ってさ、キスするのすきなの?」

「え?」

「だって、いつも俺を起こすとき、俺にキス、するよな?」


ベクは恥ずかしいのか、もごもごと口ごもってほんのり赤くなった顔を隠すように俯く。


「知ってたの?」

「いや、その、かな?って。」

「だって、ベクの寝顔が可愛すぎんだもん。」

「だからって寝込み襲ってんじゃねーよ!」

「襲ってないよ。てか、普通のことでしょ?起きたら好きな人が隣にいるんだから、キスくらいしたくなるよ。」


思い出すだけでも口元が緩んでしまう。

薄い唇が誘うかのように艶やかで、触れるとやわらかくて、ベクの寝息がふっとかかるとふわふわした気分になる。

俺からキスしてるのに、まだ夢の中にいるかのような錯覚がする。


「それはつき合ってからやることだろ!」



う" う……


怒られた。



あれ?


てことは…………



「なら、これからはキスしてもいいってことだよね?」

「はぁあああ?!////////////」



だよね?だよね!


俺たちはもうつき合ってんだし、キスしても怒られないもんね!



うふふ♪





ばちん!



「痛あい!」


照れるベクに思いっきり腕を叩かれた。


「バーーカ!////////」


ベクはイーッと歯を剥き出して走って行ってしまった。



なんで??!

ダメなの??!



ベクを追いかけて廊下を走る。
ベクは俺から逃げる。




「ベクーーーーー!」


「うるさい!来るな!」


「こら!廊下を走んないの!」


途中スタッフさんに怒られるけど、お構いなしに逃げるベクを捕まえる。






これからも恥ずかしくて逃げだす君を

捕まえないとね。





Never end ______________________________


最後まで読んでくださりありがとうございました!♪ヽ(´▽`)/