ボクの履歴書 vol.31(北京行きの指令) | 経営者専門のスーツ仕立て屋 イルサルト代表末廣徳司によるスーツ着こなし術

経営者専門のスーツ仕立て屋 イルサルト代表末廣徳司によるスーツ着こなし術

イルサルトはスーツを始めとするオーダーメイド商品を通して”装う事で生まれる自信”を届け、お客様の市場価値を劇的に上げるお手伝いをさせて頂いております経営者専門の仕立て屋です。
 

こんにちは!イルサルトの末廣徳司です。

ボクの履歴書シリーズもついに31回目!
今までの履歴書はコチラからご覧下さい!
http://ameblo.jp/exma-classico/theme-10078747866.html

ワールド本社の渡辺役員に呼ばれ行ってみると

2002年7月に北京に赴任して下さい!

北京

そんなお話でした。
当時ワールドの海外戦略が再構築されている途中で
香港にヘッドクオーターを置き、アジア各社に指令を出す、
そんな流れになっていました。

ですので上海に赴任していた駐在員の多くは
香港に異動をしていたのですが、ボクだけ何故か北京。
北京は首都ではありますが経済の中心は上海。

北京人は上海人の事を
お金の事しか考えていないと言うし、
上海人は北京人の事を
プライドだけでかくて偉そうだ!と言うし、
要するに仲が悪いんです。


ボクは上海に住んでいたので、北京に対する印象は
あまり良くありませんでした。冬はメチャクチャ寒いし
夏はメチャクチャ暑い、正直気乗りはあまりしませんでした。

でも会社からの指令なので従わなければいけない、
上海の残り半年を精一杯頑張ろう!そう決めました。

上海

スピードで一番になると決めた短納期生産も
その後軌道に乗り、ブランドの方にもすごく喜ばれる様に
なり、貢献度NO1工場との評価まで頂ける様になりました。

最初の半年は本当に辛かった上海赴任ですが、
ゴハンを一緒に食べるというキッカケから転機が訪れ
後半の1年間でそれなりの成果を上げる事が出来ました。


そして上海ワールドでの最終出勤日、
今でも忘れられません、工場にいる300人の中国人が
ボクのために大送別会を開いてくれたんです!

工場の食堂には今まで見た事もない料理が並べられ
ボクの歌まで作って、盛大に送り出してくれました。
ボクは感動して涙涙、上海駐在の素晴らしいフィナーレでした!

三國谷さんと

そしてその翌日、2002年7月21日
上海虹橋空港には多くの人が見送りに来てくれました。
見送りに来てくれた人たちと話している間は良かったのですが
手続きをして、中に入ると急に寂しさが込み上げてきました。


あんなに最初辛くてイヤだった上海での仕事でしたが
仲間と信頼関係を作る事ですごく楽しくなった!
たった1年半という短い期間だったので
もっと上海で働きたかった、そんな思いが込み上げ
色々な事が思い出されてきて、泣きそうになってきました。


そんな寂しい思いで北京行きの飛行機に座っていると、
ものすごくキレイでスタイル抜群の
今まで見た事もないような美女が横に座ったんです!


うーーん北京もいいかもしれない♪♪


次回に続く・・・



人気ブログランキング挑戦中です!