ボクの履歴書シリーズも30回目の大台に乗りました!
今のままだと多分50回くらいまで行きそうな気もします・・・
http://ameblo.jp/exma-classico/theme-10078747866.html
普段日本人が決して食べない中国人メニューを取り
アルミのトレーに乗せ席に座った瞬間、
食堂中の中国人全員がボクの方を見ました。
何か異様な視線の中でしたが、
とにかく早く食事を終わらせたいボクは
周りも気にせず食事を終わらせました。
するといつも事務作業をしてくれている馬小姐が
(中国語で女の子の事を小姐と呼びます)
つかつかとボクの方に近づいてきて
"美味しかった??” と聞いてきました。
ボクは "美味しかったよ~” と応えると
彼女はものすごく嬉しそうな顔をして
他の社員に”美味しかったみたいよー”と言うと
食堂中の中国人から拍手が起きたんです。
そして営業室に戻ると工場長の孫先生が
(先生とは男性に対する敬称です)
”末廣先生は工場のゴハンを食べたのか??”
とニコニコしながら聞いてきました。
食べたよー美味しかったわ!と答えると
満面の笑みを浮かべながら握手をしてきて
”末廣先生は今日から我々の仲間だよ”
そう言ったんです。
最初は良く分かりませんでしたが
中国人は食に対する意識が非常に高く、
自宅に招待され食事をする関係になると
かなり信頼関係が出来ている証拠なんです。
そんな意識の中国人ですから
同じ物を食べられない人を心から信頼する訳ありません。
この出来事をキッカケに中国人スタッフとの関係が
すごく良くなり、ボクが言う事もものすごく聞いてくれるように
なり仕事がスムーズに出来るように変化していきました。
そしてその3ヶ月後、仕事でも大きな成果が上がりました。
発注~店頭納品までかかる時間をブランド(インディヴィ)が
要求する納期よりも縮めるプロジェクトで、
それまでは約4週間かかっていたものをなんとその半分、
2週間にまで短縮する事が出来たんです!
2002年の3月の事でした。
これには日本のワールド本社もビックリでした!
それはそうです、国内の工場が3週間かかっていたものを
通関とか色々色々余計な時間の掛かる海外工場が
国内工場より1週間も早く納品出来たんですから!!!
ブランドの人にも喜ばれ、意気揚々と日本本社に出張しました。
そして商談中に海外事業部の渡辺役員から呼ばれ
何だろうと思って行ってみるとこう言われました。
末廣さん、7月から北京に行ってください!
次回に続く。。。。
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