ボクの履歴書 vol.29(不味い中国のゴハン) | 経営者専門のスーツ仕立て屋 イルサルト代表末廣徳司によるスーツ着こなし術

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イルサルトはスーツを始めとするオーダーメイド商品を通して”装う事で生まれる自信”を届け、お客様の市場価値を劇的に上げるお手伝いをさせて頂いております経営者専門の仕立て屋です。
 

こんにちは!イルサルトの末廣徳司です。

ボクの履歴書もついに29回目
今までの履歴書はコチラからご覧下さい!
http://ameblo.jp/exma-classico/theme-10078747866.html

ブランドから認められ、
自分もその仕事に誇りを持てるようにする為には
工場としての価値を上げていかないといけない!


その時工場に最も求められていたのはスピード、
日本国内工場にも負けない位のスピードで生産すれば
工場としての価値は絶対に上がる!

上海

そう信じて社内の改革に乗り出しました。


中でも素早く生産しないといけない商品は追加商品、
店頭の売上が良くて追加のかかる商品は
1日でも早く店頭に欲しい、ブランドはそう思っています。

でも実際に商品を生産する工場側は
言われる納期でやればそれでいいじゃないかと思っている。

しかし納期通りに納めたら当たり前で感謝もされない、
上海ワールドに価値を感じてもらうためには
ブランド側の要求を上回るスピードでないと意味がない。

カシミア
ブランドの要求する納期から早めたいボクと
納期通りでいいじゃないかと思っている工場の人達


何回話をしても平行線でした、
納期を早めようとすると商品の上がりが変わったり
ラインを組み替えないといけない、
正直すごくメンド臭いんです。それは良く分かります。

納期通りに商品は納められるものの、それ以上にはならない
そんな状況がずっと続いていた時、転機が訪れました。


ゴハン

上海ワールドの工場には食堂がありました。
社員はみんなそこでゴハンを食べるのですが
日本人だけが特別メニューを作ってもらっていました。

それは、日本人の口に合わないとか
それまで駐在していた先輩達が色々なリクエストをしたので
いつもラーメンやチャーハンを日本人だけが特別に
作ってもらっていたんです。

確かに中国人の食べているゴハンは美味しく見えなかったし
何の草なのかな?と思う謎の野菜も多い。しかも
上の写真の様なアルミの食器に入っているので何だか味気ない。


すごく忙しくてとにかく早く食事を終わらせたかった日がありました。
特別メニューを作ってもらうのを待つ時間も勿体なくて
中国人が食べているものと同じものを取って席に座った瞬間


食堂にいた中国人社員が全員
ボクの方を見ているのに気づきました


次回に続く!


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