お盆休みまっただ中ですね、
ご先祖さんの事とかも考えるこのお盆の時期ですが
ボクのルーツを少しお話をさせて頂きますね。
うちの家系は祖父も父も洋服屋を経営しているアパレル一家
小さい頃から洋服が身近に有って
いつかは自分も洋服屋になりたい!そう思って育ちました。
一番手前がボク、このリンゴのセーターは
なんと息子が今着ています。
祖父は非常に賢く、商才があった人
オーダー服全盛だった昭和初期、これからは既製服の時代が
来ると見抜いて、紳士既製服のお店を出し大成功しました。
すごくオシャレだった祖父はいくつになっても体型も変わらず
いつもビシッとスーツを着て、お手入れもきちんとするような
人だったようです。残念ながらその紳士服屋は廃業してしまい
今は無くなってしまったのですが、ボクが紳士服を始めたのも
祖父の影響がかなりあるんではないかと思っています。
ボクがこんな人生を歩みたいと昔から思っているのが
この祖父なんです。
そして父は祖父の会社に一旦勤めてから独立
紳士服とは全く関係のない婦人服小売店を出店、
今でも大阪に3店舗のお店を経営しています。
父はとにかく頭の回転が速く非常に賢い人、
数値的な判断をさせると瞬時に様々なシュミレーションが出来る
ボクには全く遺伝されなかった能力を持っているんです。
そんな環境で育った為、いつか自分で会社をしてみたい
そう思って育ちました。
ワールドに入社を決めた要因の一つも
当時ワールドが今のような直営店ではなく
父のお店のような専門店を主な販路にしていたた為
入社したらすごく勉強になるんではないかと思ったからなんです。
ワールドに入社した後はこの専門店事業に携わったのは
2.3年、その後は直営店事業の商品開発や原料開発の仕事を
する事になりましたが、最初の2.3年で商売の基本を
徹底的にたたき込まれました。
最初に配属されたブランド ”コルディア”
ワールドが急成長する中心になったトータルコーディネート
の婦人服ブランドです。
父が生まれたのは祖父が40を過ぎてからだったので
ボクが物心ついた頃には祖父は仕事は引退をしていました。
なので実際に祖父が働いている所を見た事がないのですが
伝え聞く話を聞いていると、仕事はものすごくきちんとする上に
人間性が非常に素晴らしかったので、何かと相談に来る人が
絶えなかったそうです。
ボクが高校二年生の時に亡くなった祖父ですが
今ボクがこうして紳士服の仕事をしている事は
すごく喜んでくれていると思います。
今となっては不可能な話ですが
同じ仕事をしていた色々と祖父のお話は聞きたかったですね。
お盆にそんな事を考えていました、
残り2日間ゆっくりとお休みしたいと思います。
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