これといった目的もなく本当にぶらっと立ち寄っただけなのですが
そこでスーツの時でもかぶれるような帽子をたまたま見つけました。
前からスーツの時でもかぶれる帽子を探していたのですが
カジュアルなものは有っても、ドレッシーなものはなかなかなく。。。
でもこの帽子はボクの希望にかなり近い帽子だったんです。
試着もさせてもらったのですがなかなかいい感じでした(*^○^*)
でも決断が出来ない。。。
ボクの頭の中はこうでした。
”確かにこの帽子はスゴクいい感じだ!
でも帽子はそんな頻繁に買う物ではないから基準が分からない。。
しかもここにはこの1種類しかない、
他にもっと色々あったら比較も出来るけど比較が出来ない。。
もっと似合うのもあるかもしれないなあ~どうしよう”
すると接客してくれた方がこう言いました。
”帽子って買う機会が少ないから分からないですよね~
しかも当店は帽子専門店ではないのでこの1種類しかないんです。
迷われる気持ちは良く分かります。
銀座にトラヤという帽子専門店が有ります。
日本の帽子屋と言えばトラヤというくらい歴史が有って
勿論種類もものすごく豊富です。
もし良ければそこに行かれて色々お話をお聞きになれば如何でしょうか?”
ボクの頭の中を見透かしたようなこの言葉。。。
普通であれば自分のところの商品がどれだけいいのかを
話すと思うのですがこの方は全然違いました。
お客さまの立場に立ってそのお客様が何を困っているのかを
感じ自分の店ではなく他の店を薦めたんです。
すごくプロ意識を感じた瞬間でした。
今回はユナイテッドアローズでは買いませんでしたが
一発でこの方のファンになってしまいました。
自分の商品の事だけを話すのではなく
お客さまの状況を感じ、自分の持っている専門知識を
お客さまにお伝えしてその方のお役に立つ。
出来るようでなかなか出来ないですよね~
こういった事が出来るようになれば
お客さまとの距離がぐっと縮まり関係性が深まります。
すごく参考になりました(*^○^*)
自分の仕事にもどんどん取り入れていこうと思います!
そんな接客うけてみたい!!!

