地域大会の宿舎、スズメの学校 | エホバの証人 新潟県元2世会衆 jw.org→jw.orz

エホバの証人 新潟県元2世会衆 jw.org→jw.orz

jw.orgにいた2世がjw.orzになり、やがてとあるプロテスタント教会のしがない牧師にと流れ着いたある男の徒然草。
新潟県のエホバの証人元2世の戦友が出会えるきっかけの場になればいいかなー

チイチイパッパ チイパッパ
すずめの 学校の 先生は
ムチを 振り振り チイパッパ

***

昭和末期(今から30年近く前)、地域大会や巡回大会では大会宿舎システムがあった。
それは、大会開催地のJWが、遠隔地から大会出席のために来るJWを家に泊めるというものである。
私の家も、何回か宿舎提供したことがある。

ある年の地域大会で宿舎提供した時のことである。
その時に泊まったのは、母親と中学生と小学校高学年のきょうだい2人だった。
そのきょうだいが、何か悪さをしたようだった。
キレた母親は、きょうだいを正座させてお説教を始めた。
当時、私たち家族が住んでいた家は、2K風呂なしのアパートの一室であり、洋室と和室の引き戸を外して一続きにさせていたため、お説教風景は丸見えである。

やがて、ついにその時がやってきた。
「尻を出しなさい。」
きょうだいは尻を出し、母親にパシーンと叩かれる。
ベルトもゴムホースも何もなかったので素手であったが。
きょうだいは2人共しくしく泣いていた。
このムチ風景も、すべて丸見えである。

休息の場からスズメの学校に変貌してしまった大会宿舎だったのであった。

多感な十代前半の時に、JWの親によって羞恥プレイを受けたきょうだいは、今どうしているのだろう。

やられた子どもは、そういった出来事をいつまでも覚えているものであるが、ぶった親の方は全然覚えていない上に自己正当化するものであるから、実に能天気でおめでたいものでなのである。