『せいしょのべんきょう』 | エホバの証人 新潟県元2世会衆 jw.org→jw.orz

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jw.orgにいた2世がjw.orzになり、やがてとあるプロテスタント教会のしがない牧師にと流れ着いたある男の徒然草。
新潟県のエホバの証人元2世の戦友が出会えるきっかけの場になればいいかなー

遅れ馳せながら、jw.orgで『せいしょのべんきょう』という冊子を見た。

上記冊子のPDF→PDFファイルへゴー

表紙含め16ページという薄さにびっくり、絵の極端なチープさにずっこけ。
PDFファイルで見ているので、紙の厚さがどのくらいかはわからないが。

扱っている分野はこんな感じ。
1)創造論その1
2)洪水物語
3)隣人愛
4)自然の恵み
5)感謝
6)創造論その2(人間)

上に列挙した分野をざっと見て、重大な分野が欠落していることに気付かれた方がいることであろう。

キリスト論である。

キリストが神なのかそうではないのか、十字架に架けられたのか杭にかけられたのかを、ここでは問題にしない。
イエス・キリストの死によって、神の「過分のご親切」がすべての人に対して与えられた、というものがなければ、聖書の中心部分に大きな穴が空いてしまうのである。
聖書の物語りは、神のイエス・キリストを通した人間に対する救済の物語りである。
イエス・キリストが欠けてしまったら、聖書を十全に語ったとは言えないのである。

しかしまあ、キリストが一切出てこない聖書のレッスン本(『せいしょのべんきょう』の原題は "My Bible Lessons" である)なるものを、生まれて初めて見たことである。

どうでもいいことだが、3番目の項目のイラストで、電話で友達の病気の知らせを受けた親子が笑顔なのはどうしてなのだろう。