わたしの本棚 -7ページ目

わたしの本棚

読んだ本、聴いた音楽、映画や芝居、芸術展、記録していきます。

○奇跡
2011年 監督:是枝裕和 主演:前田航基、前田旺志郎



九州新幹線の開通を機に企画された、福岡と鹿児島を舞台とした物語。
新幹線がすれ違うときに奇跡が起きる、という噂から、子どもたちがそれぞれの奇跡を願って、その現場に行く計画をたてます。

是枝監督は劇映画だけでなくドキュメンタリー映画の名手でもありますが、子どもたちがそれぞれの願いを話し合う場面などでは、まるでドキュメンタリーのような感触になるシーンがありました。
それはこの劇映画のなかでは異質のシーンであり、そこだけ映像の手触りが違って、何だか子どもたちが素で話しているように見えるため、そこでどきっとさせられたのでした。

くるりによるサウンドトラックは素朴で安心感を与えるような素敵な曲ばかりでした。
主題歌ともなっている『奇跡』のミュージックビデオには、映画の映像が使われています。

この曲は武道館でのくるりのライブで初めて聴いて、涙した記憶があります。
○ゴールデンスランバー
2010年 監督:中村義洋 主演:堺雅人



伊坂幸太郎の小説を原作とした映画で、首相暗殺の犯人に仕立てられた主人公・青柳が、警察の包囲網から逃げ回るという物語です。
大学時代の友人や連続殺人犯、その他様々な人の手を借りて、仙台市内を逃げ回る様子が描かれています。

この物語の中では、ネットカフェで知り合った謎の女が、青柳を首相暗殺の犯人に仕立て上げた人物ではないかと思わせるように表現されていますが、結局のところ、なぜ警察が最初から青柳を疑い、爆破事件が起きた次の瞬間から青柳がマークされ、その日のうちに証拠映像などが出揃い、最後の最後まで真犯人が青柳であることを疑うことがなかったのか、その真相は明らかにされません。
ただ理不尽に青柳が指名手配され、凶悪犯として世間に顔と名前が知られていくのを、観客は黙って観ているしかないのです。
そこには確かに、父親の存在や、助けてくれる大学時代の恋人・樋口やその周囲の人間など、救いもあるのですが、どこか釈然としないまま物語が終わってしまいます。

斎藤和義によるサウンドトラックが、物語のハラハラ感を増長させてくれるように感じました。
エンディングの『幸福な朝食 退屈な夕食』は好きな曲です。
○Kuh インストアライブ@渋谷タワーレコード


本日は渋谷タワレコで開催されたKuhのインストアライブに行ってきました!
Kuhは、元popcatcher、BEAT CRUSADERSのクボタマサヒコさんがギターボーカルを務めるバンドです。

kuh "MUSiK Anatomia" (official trailer)


切なく、軽々と心に突き刺さってくる曲の多い、Kuh。
現在はGtVoのクボタマサヒコさん、Gtのタダヨシフミさん、Drのヤマモトヒロさんの三人で活動しているKuhですが、今日は簡単なセットでの演奏でした。
新しいアルバム『MUSiK Anatomia』から数曲を演奏する30分ほどのライブでしたが、素敵な曲ばかりでとても濃密なライブでした!
前作から6年の沈黙を破る今回のアルバム、全Kuhファンが待ち焦がれていました…!
私は、クボタさん主宰のレーベル「キャプテンハウス」のコンピレーションアルバムにも収録されている『TOKIO NOMAD』という曲がとても好きです!どんなときに聴いても明るく前を向かせてくれるような曲です。

BEAT CRUSADERSの『PERFECT DAY』という曲が好きなら、きっとKuhも好きになると思うので、よかったら聴いてみてください♪