結論からいいますと、
これは結構難しいです。
ただ、不可能ではないと思います。
どんな状態なのか、
スピリチュアルの種類や
はまり具合にもよりますが…。
重要なポイントは3点。
もし、連絡がとれるのであれば、
・よく話を聞いてあげる
・ささいな（些細な）物でいいので好きな物を送ってあげる
・見守る
この３点です。
一個ずつ解説していきますね。
・よく話を聞いてあげる
これについては、スピリチュアルにはまってしまう人というのは
自分の中にある欠落感であったり、
劣等感を埋めることができなかった場合が多いんです。
決して家族や周りの人の所為じゃないので、
自分を責めたりしないでくださいね。
埋められなかった感情の穴を
埋めてくれたのがスピリチュアルなんですよね。
まずはそこに理解を示してあげてください。
（でも、それを直接に伝えると
反感買うのでやめましょうね。）
あと、機会があれば
今信仰しているスピリチュアルのことも聞いてみてください。
どんなスピリチュアルなのかがわかれば、
盲点をついていけば、脱出させることもできるかもしれません。
・些細な物でいいので好きな物を送ってあげる
これに関しては、数じゃなくて、
その人がどれだけ欲しいのか、
どれだけ好きなものであるかが重要です。
高いものじゃなくていいので、些細なもので十分です。
受け取った家族が、ほっとするようなものもいいですね。
そして、喜ぶところを想像してください。
この物を送ることの意味については
見えないメッセージを送ることです。
これ好きだったよね、
忘れてませんよ、
元気だと嬉しいな、
こっちは元気ですよ、
そんなメッセージです。
あなたも疲弊していませんか？
心配している側のあなたの幸せも大事なんです。
そんな場合じゃない！
って思われるかもしれないのですが、
実は身近な人たちは、身近な人の幸せを願っているのです。
これはスピリチュアルではなく、人間心理ですね。
一番身近な人が不幸だと、
自分は幸せになっちゃいけない
自分は幸せになれないって
勝手に思ってしまうものです。
親が自己犠牲で生きている家庭は
子もそういう人生を送りがちになります。
送りものを送った日だけ家族を思い、
あとは自分のために時間を使いましょう。
・見守る
って言われてもなかなかできませんよね。
人間は、
自分がいいと信じているものに対し、否定されると反発するものです。
やめたほうがいいと言われても、なかなかやめられないものなのです。
お互いにドアを押しあっているようなものなのですよね。
仮にこじ開けたとして、
スピリチュアルから抜けられたとして、
その後、毎日不幸のどん底だったらどうでしょうか。
スピリチュアルにはまっていていて、幸せ
スピリチュアルから無理矢理抜けさせて、不幸。
どちらがいいですか。
家族とは言え、他人、他者、なので、
自分で自分の人生を決める権利があるのです。