第33回日経企業イメージ調査の結果が報じられています。
首都圏40km圏内の有力企業に勤務するビジネスパーソンと
同圏内の18~69歳の一般男女が回答したものとか。
さすがによく知られた企業が名を連ねているなぁと何げなく眺めつつ
この調査についての解説を読むとなるほどと頷けるものです。
まず、この調査の特徴が3つあると。
1、1988年から続いているので長期的な変化と傾向を見ることができる。
2、競合他社だけでなく強い企業ブランドとも比較することができる。
3、自社に望ましいイメージ項目を選んで指標化する。
そして、これらの点での分析後は以下の2つについてさらに検討を進める必要がある。
1、企業イメージが採用に及ぼす影響
2、SDGsとの関係
また、企業イメージにとっては以下の4項目が重要不可欠となっており、
SDGs(持続可能な開発な開発目標)を達成するためのESG(環境・社会・企業統治)に
ついての取組みに関する意識が高くなっているとも。
1、環境
2、コーポレートガバナンス
3、女性活躍
4、社会貢献
最後に、企業にとって重要なことは未来の姿から逆算して現在の施策を考える発想していく
バックキャスティング思考であり、『今までのやり方では間に合わない』という危機意識からの
イノベーション力が求められているのだと。
コロナ禍であっても強い企業は常に変革に取り組んでおり、
だからこそ継続企業として生き残り発展できているんだなと改めて思うものでした。