インフルエンサーという言葉を聞きます。
主にSNSなどで使われていて影響力のある人のことで
その人のメッセージで多くの人が反応して行動などに大きく影響を与えています。
今やSNSなどは日常ツール化しており、特に若い人たちは
反応も速く、拡散力も大きいだけにその力は侮れないものです。
アメリカ大統領のつぶやきが話題になっていたことの
その一例でしょう。
年末の恒例イベントの一つに第九の合唱があります。
指揮者の佐渡裕総監督のもと37年も続いているとのことですが、
今年はコロナ禍で開催中止かと思いきやオンラインでの実施となったようです。
佐渡氏の想いでオンラインでの参加を呼びかけて13,000人以上が集まり、
今年もコロナ禍での異例のカタチとして実施された模様です。
このことでコロナ禍で大きく活動制限を受けていた演奏者をはじめ
主催側となる会場関係者や会場設営に携わる方々、そして多くの参加者が
しっかりとパフォーマンスを発揮する場が与えられることになりました。
世の中に対して影響力を持つ人だからこそできる活動があります。
人間一人では何もできないこともインフルエンサーの働きが多くの人々の心を動かし、
行動を促し、そして大きな力となります。
今はやりの鬼滅の刃、煉獄杏寿郎の母の言葉、
「強く生まれた子は弱き人を助けるために生きる使命がある」
に通じるところがあるようにも。
そして、人それぞれに使命があるということにもなるのでしょう。