新型コロナウイルス感染症の拡大が懸念されています。毎日のニュースで感染者の増加が伝えられてジワジワと不安感が高まっている状況です。

そんななかで、安倍首相からの"緊急事態宣言"という発言に、その語感から何となくモヤモヤした感じがしています。なんか戦時中のような危険な匂いも・・・

確かに、危機管理が話題になる状況下では時間的な余裕もなく、早期の決断、対策実行が必要になることは理解できます。

同時にそのことは、一定の私権に制限を加えることも含めた強権力を認めることになることと一体であることになります。
 
モヤモヤはこの辺りでの拒否反応なのかと。

ただ、2013年に新インフルエンザ等特別措置法
という法律が出来ていて、その中に既に"緊急事態宣言"がでているようです。

今回はこの法律を新型コロナウイルス感染症に適用できるように改正しようとする発言であると分かりました。

とすると、北海道知事の出した緊急事態宣言の根拠は??

さすがに、何らかの法的根拠があるのでしょうが、この辺りもしっかり説明する必要があるのではないかと思いますね。

説明責任の重要性を改めて感じています。